INTERVIEW
摩天楼オペラ
2013.12.04UPDATE
2013年12月号掲載
Member:苑 (Vo) 彩雨 (Key)
Interviewer:荒金 良介
古代神話における"時の神"の名を冠した本作は、ドラマチックに幕を開ける「Chronos」から、「Kiss」で恋人との出会い、「Silence」では感情の縺れ、そして別れを悔やむ「Reminiscence」、その果てを描くラストの「Anemone」へと繋がっていく。誰にでも身に覚えがあるような等身大の恋、普遍的な出会いと別れ、それなのに壮大さを感じさせるコンセプチュアルなものになっている。彼らの武器であるメロディアスなHM/HRに、現代的なラウド色も加わったこれまでにない意欲作でありながら、"どこからどう聴いても摩天楼オペラ"という仕上がりだ。なお、初回限定盤には今年2月に行われた男女限定別ライヴの音源が、合計6曲収録されている。 藤谷 千明