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INTERVIEW

摩天楼オペラ

2013.03.08UPDATE

2013年03月号掲載

摩天楼オペラ

メンバー:苑 (Vo) Anzi (Gt) 燿 (Ba) 悠 (Dr) 彩雨 (Key)

インタビュアー:荒金 良介

-なるほど。自分たちの音楽性をこうと決め付けるのは好きじゃない?

Anzi:縛られると、面白くないじゃないですか。今、ジャンル・レスでありたいという気持ちがバンド内にあって。これハードロックですね?これヘヴィ・メタルですね?これビジュアル系ですね?と言われるのは嫌で。ジャンルで括ることも大事だと思うけど、ビジュアル系だから聴かない、J-POPを聴く人はメタルはうるさいから聴きたくないとか、そういうイメージを抱くじゃないですか。それはもったいないと思うので。君たちがやってるジャンルは何ですか?と聞かれたら、摩天楼オペラです、と言いたいですからね。だから、あまり縛られずに自由に表現してます。

-メタルは様式美という言葉があるぐらい、ルールやお決まり事が多かったりしますからね。

悠:僕らは別にメタル・バンドとは思ってないし、広く言えばロック・バンドだと思ってます。どバラードもやりますし、それは自分たちの武器ですからね。あと、共通しているのは、みんな90年代のポップスを通ってきたことが大きくて。それはアレンジにも出てるんじゃないかな。まあ、僕は聴き手にまかせているので、何と言われてもいいですけど。ただ、ウチらはもっと広い感覚でやってますからね。

-90年代のポップスというと、どの辺ですか?

悠:小室(哲哉)さんやビーイング系、あの当時ヒット・チャートに入っていた音楽はどれもインパクトがあって覚えてますからね。

Anzi:いちばん音楽シーンが盛り上がって、CDのセールスも凄かった時代ですからね。

-確かにそうですね。

苑:GARNET CROW聴いてたもんね?

悠:そうだね(笑)。

-歌ものやポップスも好きなんですね?

悠:メロディがきれいだったら、どんなジャンルでも好きですからね。メタルと同時にEnya、Celine Dionも聴いてましたからね。

-そして結成から1年後の2008年に、いきなり初ツアーでヨーロッパ(スウェーデン、フィンランド、ドイツ、フランス、スペイン)を回ってますよね。この時はいかがでした?

苑:Versaillesという先輩バンドがいて、カップリングでついて行きました。VersaillesのKAMIJO(Vo)さんが事務所の社長で、一緒に来なよと言われたので、それで行ったんですけど。ヨーロッパは日本と別物でしたね。オーディエンスの熱さが日本人とは全然違う。わっ、ライヴやってる!という感覚でしたね。バンドとお客さんが一体になる感じで。

悠:バラードでも騒いでたもんね(笑)。

苑:そうそう。

彩雨:曲の中でキーボードだけになる瞬間があるじゃないですか。そのときにワーッ!となるので、ビックリしますよね。

-ここで食い付くんだ!みたいな。

彩雨:思わぬところで来るんですよね。なんか、やっちゃったかなと思って。でもアメリカでもそういう感じでしたね。

Anzi:ピアノのイントロで日本はシーンとなるけど、外国ではそのイントロでピューイ!って指笛がなるんですよ。それは文化の違いですよね。ライヴの楽しみ方が違うというか。でも……僕らはそういうノリ好きなんですけど(笑)。

-ははははは、嫌いじゃないと。

悠:僕もどちらも好きですね。どっちも経験すると、いいかもしれない。

Anzi:海外のアーティストが初めて日本でライヴをすると、お客さんはアガッているけど、そんなに騒がないから、俺たちのライヴがつまんないのかな?と感じるみたいで。俺たちと逆の体験をするんですよね。

-BON JOVIとか日本に何度も来日している親日派バンドになると、日本のオーディエンスは紳士で、僕らの音楽をしっかり聴いてくれてると言うんですけどね(笑)。

Anzi:あっ、なるほど(笑)。そうですよね。

-初の海外ツアー後は、何か心境の変化はありますか?

悠:バンドとしてはいい経験になりましたね。ただ、その前に日本のツアーをやったことがなかったので、比較ができなかったんですよ。まあ、環境はだいぶシビアでしたけど。

彩雨:そもそも当時ロング・ステージのライヴをやったことがなかったもんね。俺らは60分?40分やったのかな? Anzi:60分持ち時間だったんだけど、曲数が足りなくて、同じ曲を2回やったんだよ。

全員:はははははは。