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INTERVIEW

AMARANTHE (Elize Ryd)

2013.03.16UPDATE

AMARANTHE (Elize Ryd)

Member:Elize Ryd (Vo)

Interviewer:米沢 彰

-前作のリリース以来、かなりの数の公演と相当な期間のツアーに出られていましたが、女性でこれだけのツアーをこなすのはかなり困難だったのではないでしょうか?ツアー生活の中で1番つらかったこと、1番うれしかったことなども併せて教えて下さい。

私はとてもツアーに向いている女性だと思う。あまり意識もしないけれど、みんなとてもいたわってくれるし、必要な時は男として見てくれるので、問題なんて感じたことがない。ただ、衣装に関してアドバイスが得られないのはちょっと困るかも(笑)。

-2011年はデビュー・アルバムのリリース前に日本公演が決まるという異例の展開でしたが、あの時はどのようにして来日が決まったのでしょうか?もしくは、どのように知らされましたか?

すごく熱かったわ!あの時はプロモーションがメインで、自分たちを露出するために来日したけれど、その時LOUD PARKのプロモーターが見に来てくれて、オファーをされたの。今思うととても光栄だったし、行けたこと自体が夢だったから実現させてくれてありがとうと言いたい。本当に感謝しているわ。

-LOUD PARK 11でも再来日を果たしましたね。2回の来日での思い出や印象に残ったことがありましたら教えて下さい。

行く前からいろんな話を耳にしていたの。日本では1番大きなメタル・フェスだって知っていたし、偉大なアーティストが沢山出演している。オファーがあった時は“まだデビュー・アルバムがリリースされたばかりなのに、いいの?”って驚いてしまったと同時に飛び上がって喜んだわ。最初のライヴは200人くらいが集まってくれたけれど、LOUD PARKでは30,000人ぐらいかしら?何しろとても多くの人が見てくれて最高だった。信じられなかったわ。フェスのすべてがプランされていて、申し分なかったのに、1つだけ、イン・イヤーのシステムが故障していて、あまり自分の声が聞こえなかったのが残念だった。スウェーデンから持って来たのに、そんな大事な時に壊れるなんて最悪だったわ。ステージが大きいから声が聞こえなくて苦労して、自分を100%出したかったのに、出せてない感じでちょっと自信を失ったの。でもオーディエンスが本当に盛り上がってくれて励みになったわ!そして、LOUD PARKをミュージック・ビデオでも使わせてもらったの。「1.000.000 Lightyears」で。

-先ほど衣装の話をしてましたが、LOUD PARK 11でも素晴らしい衣装でしたね。ブーツにレザー・ジャケット。とてもスタイリッシュでしたが、衣装はどうやって決めてますか?

まだデザイナーとかいないし、スタイリストもいないの。でもファッションが大好きだから、アーティストでいる楽しい部分は衣装選びだと思う!メタルを意識して、レザーが大好きだけれど、ブーツはヒールが好きだし、タイツも合わせたいの。女性らしいものだけどヘヴィな部分を出したいと思っているわ。

-AMARANTHEの今後の目標、個人としての今後の目標を教えて下さい。

AMARANTHEの目標はもっともっとツアーをして、長い間バンドとして活動したい。すぐに消えるようなバンドになりたくないわ。他のバンドや人たちにインスピレーションを与えて、シーンを繋げていきたいと思う。フロント・ウーマンがいてもいいんだって思ってほしいし、トリプルで歌っているのもカッコいいと思ってほしい。個人的な目標は同じだけれど、いつかサイド・プロジェクトで女性だけのバンドもやってみたいと思っている。バンド活動は大変だけど、ずっとやっていたいわ。