DISC REVIEW
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CANCER BATSのLiam(Vo)やGRAMOUR OF THE KILLのMike(Gt)等と共にBFMVのフロントマン、Matt(Vo/Gt)が結成したAXEWOUNDによる1stアルバムから半年も経たないうちのリリースとなった4thアルバム『Temper Temper』。前作『Fever』に引き続きDon Gilmoreをプロデューサーに迎え制作された今作は前作からの流れを踏襲しつつもAXEWOUNDでのインスピレーションを得てか、テクニカルでへヴィな側面が増幅している。それは1stアルバムに収録されていたBFMVの代表的なトラック「Tears Don't Fall」の続編「Tears Don't Fall Part2」が収録されていることからも見て取れるだろう。過去に5度もの来日を経験している彼らだが、今作リリース以降、再び日本に来ることは確実だ。ニュー・アルバムを聴き込んで心して待て! ムラオカ