COLUMN
Xmas Eileen パフォーマーのハーラグローンロマンス(腹黒物語) 第14回
はーい皆様どもども!
「楽器を持たない、歌も歌わない、特にダンスが得意でもないロックバンドのセンター」Xmas Eileenパフォーマーでございます☆
さらにここ最近では仮面バンドの定義をぶち壊してMVで自分だけ顔出しちゃったりもしてね、もう何がなんだかよくわからない状態になってるんですが(笑)。
そんな僕ではありますが、我がXmas Eileenは只今4作連続配信リリースの4曲目を絶賛制作中でありまして。つまり、僕以外のメンバーは超忙しい訳ですよ。
何が言いたいのかって?いやんバカバカそこまで言わすー?(誰やねん)だから、僕だけ超ヒマって事ですYo!!(胸張ってラッパー口調で言うべき事では無い)
長年のマブであるリーダー、ボーカル右さんなんて他のアーティストさんのプロデュースやら楽曲制作やらで特に忙しいものだからぶっちゃけ飲みに行く相手がいなくてね。かといって僕が手伝おうにもできる事ないしね。
「どんな曲にしようか?」言われても「うーん、カッコいい曲!」みたいな小学校低学年レベルの答えしか出てこないしね。「ここのリフどう思う?」言われても「リブよりロースの方が好きかな」みたいに焼肉の話になってしまうし。(いよいよ殴られるぞそのうち)だからこそ僕は、右さんはじめメンバー達が魂を削りながらも無事素晴らしい楽曲が生まれる事を祈りつつ、1人大人しく立飲み屋に向かうのであります。
と、言うわけで読者の皆さんにも「ぼっち立飲み屋」の楽しみ方をお教えしたいと思います。え?いらん?そんな事言われたらよけいに酒が進むわ。(心底、クズ野郎だな)
まず瓶ビールと適当なアテを頼んで周りのおっちゃん達の会話を盗み聞きするんですね。
たいがい1人で来てるおっちゃんは店のマスターやお姉さんに話しかけたり、複数で来てるちょい若めのお客さんの会話に口出ししたりしている。正直どうしようもない親父ギャグだったりするのですが、「クソつまんねえな」と思いつつもそんなことはおくびにも出さずちょっと笑ってみたりする。それに気づいたおっちゃんはたいがい喜んで僕に話しかけてくる訳ですね。「兄ちゃん1人かいな」ゆうて。まあこの方言で僕の住んでる地域がわかりますが(笑)。んで、適当に話してると3人に1人は「昔ヤンチャだった話」をしてきます。こうなりゃもうこっちのもの(ほんま誰やねん)、梅クラゲをつまみつつおっちゃんの話を聞き流しながら「マジッすか!?」、「それめちゃめちゃヤバいじゃないすか!!」、「渋すぎる......」の3つのキーワードを時々順番と声の強弱を変えながら、延々と無限ループのように繰り返します。ここでワンポイントアドバイス(なんのやねん)、「渋すぎる......」はあえておっちゃんの目を見ず、カウンターの端で乾き始めた板わさ辺りを見つめながらおっちゃんに聞こえるか聞こえないかぐらいの声で呟くとリアリティー倍増!!ただし立飲み屋さんは結構ガヤガヤしてるので、あまり小さい声だとおっちゃんに届かない可能性もアリ(笑)。しかしながらなかなかどうして、聞こえた時の威力は半端ないですね。
明らかに機嫌が良くなったおっちゃんに今度ははっきり聞こえるように「僕、飲みますわ。マスター、麦ウーロン割り!」と告げると横からおっちゃんの「マスター、兄ちゃんのその一杯ワシにつけといて」ハイ、ゲット♡
あとは十数年ぶりに生き別れの兄に偶然にも再会した時バリの表情で(想像つかんわ)、「えっ......いいんですか?」とクソわざとらしくのたまえばオール・オッケー☆
こんな感じで、皆さんも是非奢ってもらってください。ターゲットの見極めに失敗して、めんどくさいことになっても責任は全く負えないのであしからず☆
てか、マジでくだらない話だったな(笑)。
ムラオカのアニキ、毎回すみません!
今度是非飲みに連れてってください♡
皆様、それではまたー!!
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