INTERVIEW
LOST × POP DISASTER × waterweed
2016.01.13UPDATE
2016年01月号掲載
LOST:YOSHIMI MORINAGA(Gt) DAISUKE KUSAKARI(Ba)
waterweed:Tomohiro Ohga(Ba/Vo)
POP DISASTER:Takayuki(Vo)
インタビュアー:荒金 良介
-今回はレーベルメイトである3バンド同時リリースという形になります。まずはそれぞれの出会いから教えてもらえますか?
Ohga:どちらも10年ぐらい前からの付き合いなので、昔から知ってるんですよ。僕らから見ると、2バンドとも大阪でずっとお世話になっている先輩バンドです。気づいたら、同じレーベルにいたという。しかもみんな変わらず大阪を拠点に活動してますからね。それで今年の2月かな、僕らのツアー・ファイナルにこの3バンドが揃ったんですよ。そのときに"何かやりたいね"という話をして、それを"maximum10"が汲んでくれました。
-なるほど。具体的な内容は追って訊きたいんですが、POP DISASTERから見た2バンドの印象は?
Takayuki:waterweedは彼らがバンドをやり始めた10年前から知り合いで、僕らの企画に出たこともありますからね。LOSTについては メンバーは知ってるけど対バンする機会が今までなくて。ここ数年で対バンするようになりました。それで、みんな大阪でレーベルも一緒やし、もっと盛り上げていこうと。
-LOSTから見たら2組はどうですか?
MORINAGA:waterweedとは10年以上の付き合いですね。POP DISASTERは昔から名前は知っていたけど、彼らはメロディック畑、ウチらはハードコア畑でやっていたので、一緒にライヴをやることがなくて。
-10年前はまだジャンルの棲み分けがはっきりしていた時代ですからね。お互いの音楽性や変化について思うことは?
Ohga:LOSTはヴォーカルが変わってますからね。音楽性で言えば、みんな徐々に変わってると思います。
MORINAGA:メンバー脱退が多いですね(笑)。
-そこは3バンドに共通するところですよね。
一同:はははは。
Ohga:それぞれバンド歴が長いですからね。みんな10年越えてますから。
-それで今年2月に3バンドが揃ったときに"何かやりたいね"という話になったと。そこをもう少し具体的に教えてもらえますか?
Takayuki:さっきOhgaも言った通り、打ち上げでそういう話が持ち上がり、3バンドとも関西なので、もっと地元を盛り上げようと。レーベルは"maximum10"やけど、"maximum10 West"と名をつけて、それで行こうか!みたいな(笑)。
-"関西を盛り上げよう"という気持ちはどこから出てきたんですか?
Takayuki:早い話が関西でライヴをもっとやりたいなと。それは1バンドではどうすることもできないけど、束になってやれば何とかなるんじゃないかと。
Ohga:ずっとモヤモヤしてきた3バンドやと思うんですよ。関西で面白いことをやりたいけど、なかなかできへんみたいな。違う音楽性のバンドが集まることで、もっと広がりも出るんじゃないかと。
MORINAGA:同じジャンルで固まるよりも、音楽性違うバンドでやった方が楽しいですからね。
-たしかに音楽性も被らない3バンドですよね。今回のプロジェクトを立ち上げてから、意識の変化はありました?
Ohga:ずっと心の中で思っていたことなんで、新たな気持ちみたいなものは特にないです。ここに来て、みんなで力を合わせようかって。
-この3バンドは波長が合うんですか?
Takayuki:まあ、腐れ縁ですね。前身バンドから知ってるような奴らが"maximum10"に偶然集まってるみたいなノリですからね。
KUSAKARI:アメ村周辺でよく遊んでいた仲間ですからね。