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COLUMN

THREE LIGHTS DOWN KINGS グリエルモ コーイチのブレインベーダー(SF映画編) VOL.10

THREE LIGHTS DOWN KINGS グリエルモ コーイチのブレインベーダー(SF映画編) VOL.10

グリエルモ コーイチのブレインベーダーSF映画編のお時間です!
激ロックキッズの皆さん、SFヲタクの皆さん!
THREE LIGHTS DOWN KINGS ヴォーカル Glielmo Ko-ichi(グリエルモ コーイチ)です。
今回で早くも10回目っ!!!ありがとうございますッ!!!
さぁ!記念すべき10回目始めましょう!
 
当コラムではSFヲタクの僕が、独学で手に入れた知識とSFヲタクならではのマニアックな見解でSF映画の魅力をできる限りお伝えしていきます。
前回で当コラムvol.1~vol.7まで1年かけてお話して来た"SF映画の歴史"のおさらいもついに終わったので、今回は前回終盤でお話した通りスター・ウォーズイヤーということで"スター・ウォーズ特集"をしていきたいと思います。
イェイイェイ!じゃあ早速始めましょう!
 

僕がスター・ウォーズに出会ったのは小学生の頃、おそらく地上波初登場だった「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」をテレビで見て凄まじい衝撃を受けた事を覚えています。
"なぜ人間が宇宙人と喋ってるんだ?"
"なんだこのロボットは?"
"あの光る剣カッコいい。欲しい。"
ストーリーとかよくわかんなくても、僕の心を掴むには十分過ぎました。
当時から映画が大好きで、よく金曜ロードショーとかマストで観てたんですけど、23時まで起きれていられなくて、途中で寝落ちしていました。初めて最後まで観れたテレビの映画はスター・ウォーズだったと言っても過言では無いです。
そのくらい衝撃でした。
その日から、ずっとスター・ウォーズを愛しています。
あの幼くて無邪気だった頃の自分に戻れるというか、スター・ウォーズの世界観を感じる度に強くなれるというか、うまく説明できませんが心の居心地が良くてずっと支えてもらってます!
スター・ウォーズがなければこうしてSFコラムも書いていないと思います。
本当に出会えて良かった作品です。
 
さて、前置きもほどほどに。
さぁ、そもそもそんな"スター・ウォーズ"とは、アメリカ、カリフォルニア州出身のジョージ・ルーカスが描いた世界を元にジョージ・ルーカス自ら製作総指揮を務めルーカスフィルム社の制作によるアメリカの映像作品のことです。
大宇宙を舞台とした冒険物語・スペースオペラで神話学や人類学の要素も盛り込まれているところも大きな魅力の一つだと思います。
 
ストーリーを簡単に説明すると、
タトゥイーンという辺境の惑星で奴隷だった1人の少年アナキン・スカイウォーカー(のちのダース・ベイダー)とその子供にあたるルークとレイヤの成長、銀河系の平和の守護者ジェダイと悪の信奉者シスの攻防、そして、銀河規模の共同国家体である銀河共和国から銀河帝国への移行、その後、銀河帝国に対する反乱などを描いたストーリーです。
スター・ウォーズファンの皆さんに怒られちゃうくらいかなり簡単に説明したのですが、見た事ない方は見た方がいいです。
そもそもスター・ウォーズの内容を文面で語る事が難しい!
そのくらい奥が深い作品です。
 
主要映画作品を時系列順に紹介すると
「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」(1999年公開)
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」(2002年公開)
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」(2005年公開)
「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(1977年公開)
「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」(1980年公開)
「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」(1983年公開)※2004まで旧邦副題「ジェダイの復讐」
の6作でこの他にもスピンオフ作品などの作品も多く存在します。
1作目は1977年公開の「スター・ウォーズ エピソード4」、そのあとにエピソード5、エピソード6と続いていきます。
この三部作を旧三部作と呼んでいます。
そして、そこから長い沈黙があり1999年公開のエピソード1、その後にエピソード2、エピソード3と続いていきます。
この三部作を新三部作と呼んでいます。
大きく分けて旧・新三部作ずつの構成で全6作で成り立っています。
お気付きの方も多いと思われますが、なぜエピソード4から始まったのか。
それにはたくさんの理由がありますが、その中の一つの理由として、エピソード4からの方が話が分かりやすかった。
他にも、ルーカスが書いた脚本を無駄にしたくなった説とか、いろいろありますが今回はこの理由で収めておいて下さい。
 
順番はどうやってみたらいいの?って方、
個人的には4→5→6→1→2→3の順番で見る事をお勧めします。
SFX(特殊効果)などの関係です。
はい!出てきましたよ!
スター・ウォーズを語る上で欠かせないのが、SFX!!!
ジョージ・ルーカスが従来の特殊効果じゃスター・ウォーズの世界を作れない!ってことで作ったのがインダストリアル・ライト&マジック(ILM)って言う特殊効果のスタジオ。ILMのCG部門は後のピクサー!
それだけでどんだけ凄いスタジオかお分かり頂けると思います。
こうゆう話って面白いですよね?
 
面白いと言えばこんな話もありますよ。
ルーカスが配給会社の20世紀フォックスとの交渉のときに監督としての報酬を抑える代わりに作品に関わる全ての権利(キャラクター等の商品化権など)を確保して、
キャラクターやメカなどの関連グッズを大々的に販売した初めての映画としても有名です。
このおかけでルーカスはバカ儲け!
こうゆう自分の世界を決して人の手に渡すのではなく大切にし自由を求める姿勢にもカリスマ性を感じますよね。
特に新三部作はルーカス自ら制作費を出資した事から、"世界で最も贅沢なインディーズ映画"、"究極の自主制作作家"と言われるほど。
スター・ウォーズという世界はこうして生まれたと思うと納得ですよね。
いやぁ、あっぱれ!!!
 
他にもいろんな話がありますが、今回はこの辺にしておきましょう。
さぁ、そんな"スター・ウォーズ シリーズ"まだ見てない人は是非!
見た事ある人はもう一度細部まで見てみて下さい!
 
今年の12月には新作「スター・ウォーズ / フォースの覚醒」も公開予定!
楽しみでたまりません!

次回もスター・ウォーズイヤーということで、スター・ウォーズ特集第二弾やります。
今回はあまり作品の中身というよりはルーカスの話が多かったので、次回はグリエルモが選ぶ見所なんかを紹介したいと思います。
 
今回のグリエルモ・コーイチのブレインベーダーSF映画編はこの辺で!
もしまだ、過去のブレインベーダーSF映画編を読んでない方は是非読んでみてくださいね。
年代別の詳しい内容も過去のブレインベーダーSF映画編をチェックしてください。
(詳しくは激ロックHPをご覧下さい)
僕がどれだけSF映画の魅力を伝えたいかきっとわかってもらえると思います。笑
 
今回も読んでくれてありがとうございました。
あと、絶賛ツアー中なのでライヴハウスでお待ちしています!
全身全霊でSF映画に向かい合おうぜ!
でわでわ!!!

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