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2009.10.07 19:19 | アーティストニュース
DIR EN GREY1年ぶりの全米ヘッドライン・ツアー決定!
NY3夜公演、LA2夜公演、そして初の南米上陸も実現!
去る9月15日をもって国内ツアーを終了後、ふたたび地下潜伏期間に突入しているDIR EN GREYから、"次"のライヴ情報が到着した。2010年1月の日本武道館2夜公演の話ではない。11月、ちょうど1年ぶりとなるアメリカ・ツアーが行なわれることが決定したのだ。
11月2日、テキサス州ヒューストンで幕を開けるこのツアーは、先頃の国内ツアーと共通の『TOUR09 ALL VISIBLE THINGS』というタイトルのもとに展開されるもので、同ツアーが東京と大阪、京都を拠点としながら繰り広げられていたのと同様に、ニューヨークとロサンゼルスでの複数の公演が組まれているのが特徴的な日程となっている。会場規模についても、従来のアメリカでの実績を踏まえれば逆に無謀ともいえるほど、敢えてキャパシティを抑えた設定になっており、まさにDIR EN GREYが世界各国どこでも同じスタンスでのライヴ活動を望んでいることがうかがえようというもの。現地のファンにとっては、これまで以上に親密な空気のなかで5人と対峙することができる機会になるはずだ。
もうひとつ今回のツアーについて特筆すべき点は、全米の各都市をサーキットするのみならず、DIR EN GREYとして史上初となる南米上陸を果たすことだろう。11月8日にはブラジルのサンパウロで開催される『MAQUINARIA FESTIVAL』に出演し、EVANESCENCEやPANIC! AT THE DISCO、ダフ・マッケイガン率いるLOADEDとステージをともにすることになっている。ちなみに同フェスはその前日から2日間にわたっての開催となっており、7日の公演にはFAITH NO MORE、JANE'S ADDICTION、DEFTONESなども出演。過去に共演経験の豊富なDEFTONESの面々とも、この機会に再会を果たすことになるのかもしれない。
2008年の同じ頃、全米ツアーを展開中だった彼らは、現時点での最新アルバムにあたる『UROBOROS』の発売を、アメリカ東海岸で迎えている。それからちょうど1年を経て、まったく同じ時期にニューヨークでの3夜公演が行なわれることになるわけだが、その間の時間経過のなかで丹念に研ぎ澄まされ、さらに濃密さを増した『UROBOROS』の世界観が、現在のアメリカでどのように受け止められることになるのか。過去最大でも最長でもない今回の全米ツアーだが、実はこうした機会こそが、DIR EN GREYの"これから"を占ううえできわめて重要なものになるのかもしれない。このツアーに関するさらなる詳報は、12月2日に発売を控えている15ヵ月ぶりのニュー・シングル、「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」についての続報とともにお届けしたい。
文●増田勇一
<TOUR09 ALL VISIBLE THINGS>
11月02日(月) ヒューストン(テキサス州) / Warehouse Live
11月03日(火) ダラス(テキサス州) / Trees
11月11日(水) ニューヨーク(ニューヨーク州) / The Gramercy Theatre
11月13日(金) ニューヨーク(ニューヨーク州) / The Gramercy Theatre
11月14日(土) ニューヨーク(ニューヨーク州) / The Gramercy Theatre
11月16日(月) シカゴ(イリノイ州) / Metro
11月18日(水) イングルウッド(コロラド州) / Gothic Theatre
11月20日(金) ウェストハリウッド(カリフォルニア州) / House of Blues Sunset Strip
11月22日(日) ウェストハリウッド(カリフォルニア州) / House of Blues Sunset Strip
11月23日(月) サンフランシスコ(カリフォルニア州) / The Fillmore
<Maquinaria Festival>
11月08日(日) サンパウロ(ブラジル) / Chacara do Jockey