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INTERVIEW

MAKE MY DAY

2014.05.21UPDATE

2014年05月号掲載

MAKE MY DAY

Member:Julian (Gt/Vo)

Interviewer:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

-スタジオで一緒に音を鳴らしたときの第一印象はどうでしたか?

どんな声でどういう歌い方をするってのかは知っていたんですけど、実際にやってみてやっぱりこれだなって、選んでよかったなって思いました。良い意味で彼が加入した画は想像できてて、それをきっちりとクリアしてきてくれたので一安心でしたね。

-そしてIsam君を迎えてバンド名をMAKE MY DAY(以降MMD)と決定し再始動を果たしました。MMDという名前に決定した理由を教えてください。

MMDという新バンド名を発表したのは1月6日だったんですけど、決まったのは結構ギリギリでしたね。直前までバンド名をASTSのままでいくのか変えるのかがまだ解決してなかったですから。基本バタバタしてます(笑)。MMDという名前を発案したのは僕です。シンプルな単語だけど意味がパッと分からないものにしたかったんですよ。難しすぎず、長すぎず、でも意味深な名前で。"Make My Day"にはいろんな訳し方があるんですけど"俺を楽しませてくれよ"とか"俺の仕事をさせてくれ"とか。深い意味はないんですけど、響きも面白いなと思って。

-個人的にはMMDというネーミング・センスって凄く欧米っぽいなと。日本人って英語が母国語じゃないのもあってか、大げさなネーミングや語感で選びたがると思うんだよね。

確かに。あんまり中学校で習うような単語の安直なネーミングは嫌だったんですよね(笑)。

-バンド名だけでなく、バンド・ロゴやマーチもASTSの頃と比べるとだいぶシンプルになったよね。

まぁでもこれから派手なものも含めてマーチはいろいろ出すと思います。特にまだ方向性とか縛りはないですね。

-そしてMMDとして復活した初ライヴが今年の1月30日に大須RAD HALLで開催されたGEKIROCK TOURの初日でした。バンドにとって初ライヴで大舞台ですし感慨深いものだと思うけど実際にはどうだったかな?

そうですね、もう遠い昔のような感覚ですね(笑)。あの時はプレッシャーしかなかったです(笑)。MMDとしても初めてですし、Isamとのライヴも初めてだし、とにかく全部初めてでどうなるんだろう?と思ってましたね。でもやってみたらみなさん盛り上がってくれて良いリアクションがもらえたんでよかったですね。

-他のメンバーもやっぱり緊張してた?

緊張してなかったって言うかもしれないけど緊張してたんじゃないですかね(笑)。

-実践という舞台に立ってみて、新体制での可能性や、逆に課題なども見えてきたかな?

それこそ良いところも悪いところもGEKIROCK TOURを通して分かりましたね。Isamの話になりますけど、やっぱりパフォーマンスが良いなと。でもライヴ中自分に凄い水をかけるんで機材系的にはそれは怖いなと(笑)。

-その後2月2日、ASTS含めてバンド最大キャパ会場でのMONSTER BOX Vol.00に出演しました。3公演目にして新木場STUDIO COASTでプレイできるバンドはなかなかいないと思います。

凄いですよね。復活して間もないバンドがあんな大きなステージに立てて。気持ち良かったです。純粋にリアクションも良かったですし。ギルガメッシュさんとかNoGoDさんとかlynch.さんとか普段関われないバンドたちとのライヴで、そのバンドのお客さんたちもいっぱい来て、新木場STUDIO COASTという最高の環境で勉強になりましたね。

-そして先月にはベースのMoo君が脱退しました。避けられない理由での脱退とはいえ、ツイてないバンドと言われても仕方ないよね(笑)。

いやぁ本当ですよね、落ち着かねぇな!って思いますね(笑)。彼の家庭環境の事情でバンドを続けられなくなったんですが、彼の脱退の理由はそれに尽きますね。なんとか途中までは両立してやろうと考えていたんですけど、それによってお互い妥協が出てくるじゃないですか。スケジュールの問題とかあるし、僕らも復活してこれから!って時に気を遣い合って活動していく余裕もなかったし、彼もバンドに迷惑をかけたくないってことだったんで。もちろん僕らもこのタイミングで!?ってヒヤヒヤしましたけど、もうしょうがないなって。