DISC REVIEW
-
"Chester(Bennington)に代わるヴォーカリストなんてあり得ない"というのが多くのファンの想いであったし、実際バンドも当初は同じことを考えていたはず。だが、どうだろう。Emily Armstrong(Vo)の加入発表とともに公開された新曲を聴いてみんな驚いたはず。"予想外だが、これはなんだかワクワクするぞ!"と感じたはず。Chesterばりの高音シャウトを無理せずモノマネせずに表現するために女性ヴォーカルを起用したというのは大正解だったと思う。その上、初期の音楽性に近い尖ったサウンドと、LINKIN PARKらしいオタクっぽさ、さらに"From Zero(ゼロ=XEROは前身バンドの名前)"というタイトル。こんなのテンション上がらずにいられないだろ! 山本 真由