DISC REVIEW
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前作「Ⅲ:In The Eyes Of Fire」がビルボード・チャート初登場35位を記録するというハードコア・バンドにとっては異例の大ヒットとなったUNEARTH。今作ではプロデューサーを2ndアルバムまで起用していたKILLSWITCH ENGAGEのAdamに戻し、ARCH ENEMY、MACHINE HEADの作品でもおなじみのAndy Sneapがミックスを担当している。彼ら特有の極悪なブレイクダウン・パートはそのまま維持しつつ、前作でも垣間見れたスラッシュ・メタルへの傾倒をさらに突き進めており、特にギターソロパートは前作の50%増しとレーベル資料にあるとおりとにかく弾きまくっている。06年のLOUDPARKでは早い時間帯での出演ながらもフロアに超巨大サークルピットを作り出した彼らにはぜひ再来日をしていただき伝説の再現を期待したい。 (ムラオカ)