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INTERVIEW

UNEARTH

2014.10.17UPDATE

2014年10月号掲載

UNEARTH

Member:Trevor Phipps (Vo)

Interviewer:米沢 彰

-ニュー・アルバム『Watchers Of Rule』のリリースおめでとうございます。今作はいつごろから制作に取り掛かっていたのですか?

『Darkness In The Light』がリリースされてからすぐにニュー・アルバムの制作に入ったんだ。ツアーからオフの時間があれば、お互いにアイディアをぶつけ合っていた。レコーディングは2013年の4月から始めたよ。

-Track.2「The Swarm」のイントロからいきなり驚かされました。デス・メタルに宗旨替えしたのかと一瞬焦ったほどです。イントロのトラックを挟んでこんなトラックを持ってきたのはどんな意図があったのでしょうか?

作ったときの意図はもっとアグレッシブで、激しく、アンセムのようなアルバムを作ることだったんだ。

-今作ではこれまでの多くの作品でプロデューサーを務めたKILLSWITCH ENGAGEのAdam DutkiewiczではなくTHE BLACK DAHLIA MURDERやDEVILDRIVER、WHITECHAPELらを手がけ、前作でミックスを務めたMark Lewisをプロデューサーに迎えたようですが、どういった意図でMarkをプロデューサーに選んだのですか?

少し変化を入れたかったのと、スタジオに新鮮さが欲しいと思ったからなんだ。6作目だったし、他の人の手によって自分たちから引き出せるものが見たかった。3rdアルバム『III-In The Eyes Of Fire』でTerry Dateを迎えて制作したようにね。

-リフやヴォーカル・ラインはUNEARTH節というべきこれまでのあなたがたの素晴らしいキャラクターを踏襲したものですが、Track.2のイントロなど、ところどころにこれまでのUNEARTHにはなかった新しい感覚が導入されているように感じました。これはMarkとの制作によりもたらされたものでしょうか?

今作は凶暴な音にしたかったから、かなり意識していたよ。2011年に新しいドラマーのNick Pierceを迎え入れたんだけど、彼は今まで一緒にやった中で最も才能あるドラマーなんだ。彼の才能があるから俺たちは今まで以上に曲でいろんなことができるようになった。

-あるいは、制作の手法を変えた部分などもあるのでしょうか?

今作の曲作りは違うプロセスだった。ドラマーが3,000マイル離れている場所に住んでいるんだ。彼が西海岸で、俺たちが東海岸に住んでいるから、普通のバンド練習の代わりに、BuzがDropboxを使ってリフを送って、Nickはそれに合わせてドラムのプログラミングをして、彼の考えていることを大まかに伝えてくれる。それからGoogleチャットでアレンジメントの話し合いをするんだ。それが終わるとNickは話し合ったリフの順番で生のドラムを乗せる。ここがプロセスの違いだったけど、すごく効率が良かった。

-また、今作の制作を前に新ドラマーNick Pierce(Ex. THE FACELESS)が加入しましたが、そのこともまた制作に影響を与えていますか?

100%影響を与えている。さっきも言ったように、彼のドラマーとしての才能は今まで一緒にやったドラマーを超えているんだ。バンドも彼の実力を大歓迎しているし、彼がいることで俺たちは良くなる一方だよ。

-Nickは正式加入の前にジャパン・ツアーで共に来日もしていますよね? Nickが加入に至った経緯を教えていただけますか?

あのツアーではもう正式なメンバーだったんだけど、まだ発表はしてなかったんだ。実際彼は2011年の5月にバンドに加入してもらった。アラスカで2回のショウをサポートとして一緒にやったんだけど、最高の出来だったから彼を迎え入れたんだ。その夏の北アメリカのMayhem FestとヨーロッパのHell On EarthツアーではすでにJustin Foleyに参加してもらうことになっていた。彼とは『Darkness In The Light』でプレイしていたし、適任者だと思ったけど、最終的に日本ツアーがNickと俺たちの最初のツアーになったんだ。

-UNEARTHは中々ドラマーが安定しないバンドですが、そこにはどういった理由があると思いますか?

確かにそうだよね、だけど理由はそれぞれ違うんだ。最初のドラマーのMike Rudbergはツアーの激しさが合わなかった。彼は家にいるのが好きだから、6ヶ月とかツアーに出るようになると、彼の方から辞めたいと言ってきた。次のドラマー、Mike Justianは俺たちが何年もかけて築いたこの状況の中へ投げ込まれたような感じだった。俺たちは普通のバンドよりもハードにパーティするけど、ステージでのプロフェッショナルな態度にプライドがあった。Mikeは何度かそれを忘れてしまい、個人的な意見の違いもあって、解雇することになった。3人目のドラマーのDerek Kerswillは基本的にはMikeの代わりの人で『The March』を出すときもまだドラマーが決まってなかった。Derekが正式なメンバーであることは一度も発表されてないんだ。今でも元ドラマーたちと友達だけど、Nick Pierceが俺たちに欠けていたピースだってことが分かったんだ。