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BLUE ENCOUNT田邊駿一のMOVIE ENCOUNT！(略してムビエン。) vol.6
ついこの前まで"ハッピーハロウィーン！"と叫んでいた街が、今は"ハッピークリスマス！"と声を荒らげています。本当に1年って早いわぁ。これをご覧のあなたは今年のクリスマスは1人？友達と？家族と？というわけで今回のムビエンはリア充も非リア充も必見！田邊オススメのクリスマス映画をご紹介！！
1本目。熱すぎるリア充カップルはコレ観てさらにお熱くなっちまえ！
「セレンディピティ」：クリスマス前のNY。デパートでたまたま偶然同じ商品に手を伸ばしたジョナサンとサラ。その商品を譲り合ううちに惹かれあう二人。その後も2人にはたくさんの「幸せな偶然」が訪れます。「偶然」という名の奇跡。ジョナサンとサラに一体どんな結末が待っているのか？この映画、すっごくハッピーになれます。まぁありえない奇跡の連続なんだけど、それらを許せちゃうくらい主人公の二人がキュートなんです。そしてNYの観光旅行をしている感覚になるくらいたくさんのNYの名所で撮影がされています。劇中に登場するカフェの飲み物がめっちゃうまそう。ストーリーはぶっちゃけ薄いんだけど、見事に別の部分で補えてる珍しい作品です。とにかく恋人同士で観ればすっごくホクホクしそうだよ。
2本目。ちょっぴりマンネリなカップルはこれを観て打破しろ！「聖なる夜」ならぬ「性なる夜」！
「アイズワイドシャット」：内科医のウィリアムとその妻アリスは互いに愛し合い幸せに暮らしていた。しかしある日、妻の「告白」がきっかけでウィリアムは不可思議な性の妄想に溺れていってしまう。 歴史的名監督であるスタンリー・キューブリックの遺作。一言で言うとエロい。この作品で夫婦を演じているトム・クルーズとニコール・キッドマンは当時、私生活でも本当の夫婦だったことでかなり話題になりました。（その後すぐ離婚しましたが）実際の夫婦によるベッドシーン。生々しく思えてしまう情景もキューブリックのセンスあるカメラワークでなんとも艶やか。「性」という言葉や行動ってこんなにも深く、こんなにも残酷なものなのかと頭を抱えそうになるくらい哲学的な作品です。この作品の結末を観たあと、2人でこの作品についてしっかりディスカッションしてみるのもいいかもですね！
3本目。クリスマス直前に好きな人と別れちゃったあなた。これ観てただただ泣こうよ。
「天使のくれた時間」：付き合ってた彼女と夢を追うために別れてロンドンへ旅立った主人公。13年後、彼は夢を掴んでお金持ちになった。独身生活を謳歌していた彼。クリスマスイブの夜にいつものように眠りについた彼が目を覚ますと、なんとその別れたはずの元カノと結婚して2人の子供がいる人生になってしまっていたのだ！その時に彼がとった行動とは！？ とにかく名作です。アクション映画ばかりを手がけてた監督が初めて撮ったヒューマンドラマ。もう、とにかく脚本が素晴らしい。1つの家族の物語なのに、それがとてつもなく壮大に描かれているストーリー展開。キャスティングといい、すべてが最高のバランスで出来上がってる映画です。この物語の結末に涙すること間違いなし。絶対見て欲しいから細かいことはあえて言いません。
もっと紹介したかったけど、まずはこの3本をオススメしました。クリスマス、あなたはどの作品をどんな人と一緒に観てるのか？！ ちなみに僕はクリスマスはライブです。リア充だぜぇぇぇぇぇ！！
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