ライブレポート|激ロック サマーソニック07特集
GYM CLASS HEROESOSAKA Sky Stage 11:50~
ビルボードを賑わした「Cupids Chokehold」はじめ、事前にYouTubeなどで映像をチェックしていたのもあって、真夏にビールが似合う何とも気持ちのいい環境で楽しめそうだなと期待に胸を膨らませて観て来ましたが、彼らは見事に期待を遥かに越えてくれました。
レーベルがFueled By Ramenという繋がりがあるだけで、今までのスカイステージの流れとは明らかに違うジャンルのバンドでした。
はじまる前に一体オーディエンスはどんな反応をするのだろうと少しの不安もあったのですが、「New Friend Request」からはじまった彼らのステージを見てそんな考えは一瞬で吹っ飛びました。
誰が見ても解るであろう演奏力とステージング。HipHopをバンド形式で演奏するということ自体、リズム感とグルーヴのレベルの高さが必要になってくるジャンルではあるのですが、ラップで煽って盛り上げるのではなく、聴かせるラップを見事にこなすTravis(Vo)を中心とした彼らの優しそうな人柄が、会話や曲中からも伝わるとてもまったりとした空気で会場を包んでいきました。
『まるでこの青空が浜辺に水着姿でいるかのような心地よいユルさ。 』
曲のイントロが鳴り始めても歓声が起こるわけではなく、曲に合わせて自然と体を揺らしはじめ、曲中に歓声を上げて盛り上がっていくオーディエンスの様を見ても、彼らをはじめて観た人それも1曲2曲しか知らない人が集まってるのではないか?と思われるそんな状況の中で、「Shoot Down The Stars」「Queen And I」とアルバムを逆に進んでいくセットリスト。
「Ba ba da da~」 イントロで歓声が起こったのはやっぱりこの曲でした「Cupid's Chokehold」。
最も有名な曲で一気にヒートアップした会場の熱はその後も冷めることなく、最後の「Clothes Off!」で最高潮に。 この曲自体、とてもノリの良いテンションのアガる曲なのにも関わらず、The Academy is...のWilliam(Vo)とCOBRA STARSHIP のGabe(Vo)がステージに出てきて共演するなどのサプライズもあって、間違いなく本日最高の盛り上がりで幕を閉じました。
会場を埋め尽くすほどの人という程ではなかったですが、最高のパフォーマンスを披露してくれたバンドとして、個人的にサマソニベストアクトといっても良いのではないでしょうか。
ライヴ終了後に僕とハイタッチをした人達もきっと同じ感想だと信じてます。
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- NEW FRIEND REQUEST
- SHOOT DOWN THE STARS
- QUEEN AND I
- TAXI DRIVER
- CUPID'S CHOKEHOLD
- GOOD VIBRATIONS
- VIVA LA WHITE GIRL
- ON MY OWN TIME (WRITE ON!)
- CLOTHES OFF!
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