ライブレポート｜激ロック　サマーソニック07特集

COBRA STARSHIPTOKYO Mountain Stage 11:55～

元ミッドタウンのフロントマン、ゲイヴのソロプロジェクトとはいえ、ライブ時にはもちろん５人のバンド編成で登場。１曲目はおそらく誰もが予想していた通りの"Send My Love To The Dance Floor I'll See You In Hell (Hey Mr. Dj)"！ＣＤで聴くよりも随分ライブらしいアレンジがきいている印象だ。観客も完全にパンクのライブのノリだった。

中盤にさしかかると、リズム隊が若干ではあるが不安定なところがあったり、照明やスモークのタイミングが曲調に合わない部分があったりするなど、演奏・演出的にはいまいちパッとしない部分もあった。個人的にはもっとセクシーさが欲しかった。でもこのくらいの緩さがあったほうが楽しめるバンドなのかも。とはいえ、がんがん踊らせてもらいましたが（笑）

最後は映画「SNAKES ON THE PLANE」のテーマソングで一躍話題を呼んだ"Bring It"。ジム・クラス・ヒーローズのトラヴィス（彼は実際にコブラスターシップのアルバムでもゲスト参加している）が飛び入りでラップを披露、またジ・アカデミー・イズのウィリアムもステージに飛び入るなどし、最後はパーティーハードな盛り上がりで終了！
（ここまで来たらフォールアウトボーイのピートにも出てきて欲しかった！）
これほどディスコミュージックを意識した曲だというのに、ゲイヴがマイクでフロアに向かって「みんな踊れ！」と煽ったのは、意外にもライブ幕開け直後の１回のみであった。演出の面でもパフォーマンスの面でも無理にフロアを踊らせようとしないことには少々驚いたが、ライブ後、ケイヴへのインタビューでその点について質問してみたところ、なるほどと納得出来る回答がかえってきたので、ぜひインタビューページも合わせてご覧下さい！
（May-E）
→COBRA STARSHIP インタビュー

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