INTERVIEW
the GazettE
2017.07.21UPDATE
2017年07月号掲載
Member:RUKI(Vo) 麗(Gt) 葵(Gt) REITA(Ba) 戒(Dr)
Interviewer:KAORU
-それでは、8月19日に富士急ハイランド・コニファーフォレストで行われる野外ライヴ"LIVE IN SUMMER 17「BURST INTO A BLAZE 3」"についてお聞きしていきます。9年ぶり、三度目の大型野外ライヴとのことですね。トレイラー映像には"闇からの解放"というモチーフが出ていましたが、これは言葉どおり"野外で楽しもう!"という感じでしょうか?
葵:そうですね。野外で楽しみたいなと。ただ、前回が雨だったので、天候だけが不安ですけど。
-かなりドロドロな雨だったんですか?
葵:いや、小雨......。
RUKI&麗&REITA&戒:(笑)
葵:降るなら降れよって。伝説にもなりきれないっていう(笑)。
-なるほど、たしかに小雨だと(笑)。
葵:大雨だったら"あの日はすごかった!"みたいな感じになるんですけど(笑)。なので、今回は振り切ったライヴができればなと思います。
-私はコニファーフォレストに行ったことがないのですが、どんな雰囲気なのでしょうか?
葵:ほんとに山の中ですよ。富士急の横というか奥の方にあるので、ステージから見ると、土手の向こうは山しかなかったような気がします。
戒:もう、森ですね。
-森というとアウトドアも楽しめるような感じなんですか?
RUKI:いや、もうどちらかというと樹海に近いんで(笑)。アウトドアな雰囲気はないんですよね。
REITA:ポップ感はないんだよね(笑)。
-そうなんですか。たくさんのアーティストがライヴをやっている場所なので、わりとポップな雰囲気なのかなと思ってました。
RUKI:たぶん人が入ったらそう見えるんじゃないかなと思います。
-2階のクラブハウスでは、アーカイヴ・ギャラリー"EXUVIA"と題して、これまでの衣装、ESPのギターとベース、YAMAHAのドラムなどを展示するそうですね。かなり大掛かりで見応えがありそうです。
葵:そうですね。限られたスペースなので、見せられるだけ見せようぜっていう。
-スペースはどのくらいなんでしょうか?
RUKI:まぁまぁ広いですよ。大きな披露宴をやるような会場に近いかな。
-先日David Bowieの大回顧展に行ったのですが、衣装だけでも見応えがとてもあったんですよ。the GazettEも衣装にこだわってるからこそできることだと思いますし、ファンにとってとても貴重な展示会ですね。
RUKI:今回アーカイヴ展をやるにあたって、バンドの歴史でもあるものはちゃんと取っておかなきゃいけないなと、しっかり保存しておかなきゃいけないなと思いました(笑)。
-かなり混雑すると思いますが、何か対策を考えているのでしょうか?
葵:そうですね。分数を決めて見てもらう感じになります。そのあたりはスタッフがしっかりやってくれると思います。
-大日本異端芸者の国立代々木公演のときと同じく、ファン投票によってセットリストを決めるそうですね。第1弾の発表では1位「INSIDE BEAST」、2位「Filth in the beauty」、3位「TOMORROW NEVER DIES」、4位「Cassis」、5位「Hyena」という順位になっていましたが、そこから変動はありましたか?
REITA:たしかにちょっと変わりましたね。1~2曲は変わってて、「VORTEX」が上にきたかな。結局はシングルとか、有名な、って言うとあれですけど、そういう曲が上になりがちではありますよね。
-今回もご自身で投票しました?
RUKI:しましたよー。僕が投票した曲はだいぶ下でしたけどね。哀れですね(笑)。
-葵さんは投票しました?
葵:いや!? えっ!? なんで投票すんの(笑)!?
RUKI&麗&REITA&戒:(爆笑)
REITA:やりたいから(笑)。
葵:決めんのうちらじゃん! ここでさじ加減が生まれるじゃん(笑)!
REITA:そうなんだけどさ~。なんとなく(笑)。してみたらどうなるかなーって。
葵:あぁ、なるほどね。であれば、今度俺も投票してみます(笑)。
-投票の順位を見てどう思いましたか?
戒:最近は大日本異端芸者をやる前のライヴでやってた曲が上にくるんですけど、それは嬉しいことですよね。「INSIDE BEAST」が一番上にくるとか、「TOMORROW NEVER DIES」が上の方にあるっていうのは、ライヴの定番の曲だからいい傾向ですね。
RUKI:うん、いい傾向ですね。