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DISC REVIEW

VANISHING CITY

THE STARBEMS

『VANISHING CITY』

Release Date : 2014-11-12
Label : 徳間ジャパンコミュニケーションズ
¥3,000

残念ながら8月15日に寺尾順平(Ba)脱退というニュースが飛び込んできたが、止まってはいられないとばかりに2ndアルバムがここに届いた。全13曲トータル・タイム35分という内容だが、息せき切るテンションと曲展開の激しさはそれ以上の濃密体験をもたらしてくれる。いやあすごい。これは最高傑作と言える仕上がりだ。ハードコアの切っ先は研ぎ澄まし、ポップなメロディ・センスもさらに開かれ、個性極まる楽曲が目白押しだ。Track.2「Sublime」は鼓膜をつんざくノイジーなラウド感を放ちながら、なんともドラマティックな曲調に仕上がってて、若手ラウド勢に1歩も引かない逞しい音像を叩き付けている。日高のヴォーカルの表現力、演奏やアレンジも凝ったものが増え、パンク/ハードコアのむせ返るエナジーはそのままにストーリー性を備えた広がりと奥行きも感じさせる。こんなに猛々しい音なのに、幸せな気持ちにさせてくれるのはTHE STARBEMSだけだ。 荒金 良介