DISC REVIEW
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2018年のメンバー脱退後初となる、約6年ぶりのアルバム。全曲の作詞作曲とプログラミングをヒダカトオル(Vo/Gt/Prog)が手掛け、サポート・メンバーと共に完成した今作には、形態が変わったことでヒダカのポップ・センスとパンク・アティテュード、そして広く深い音楽知識が存分に反映された。シンセを効果的に使ったハードコア・サウンドにポップなメロディが映えるTrack.1「1999」で始まり、憂いある優しい歌声で聴かせるTrack.3「u & i」、南米民族音楽に影響されたというTrack.8「Mardi-Gras」、クールでエモーショナルなTrack.11「All Falls Down」と幅広い全11曲が収録。最新型のTHE STARBEMSが詰まった、燃えて泣ける1枚です! フジジュン