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2017.01.02 10:40 | アーティストニュース
PIERROTとDIR EN GREYによる禁断のビッグ・プロジェクト始動!
2006年4月に突如、解散した伝説のヴィジュアル系ロック・バンドPIERROT(ピエロ)が、人気ロック・バンドのDIR EN GREY(ディル アン グレイ)と組み、2014年の再結成以来のプロジェクトを開始することになった! 詳細は明らかにされていないが関係者は"これまでにはないビック・プロジェクト"だというだけに、ヴィジュアル系ファンにとっては注目と期待が集まりそうだ!
このプロジェクト"ANDROGYNOS"のオフィシャル・サイト、Twitter、Facebookもオープンしている!
PIERROTは、1995年に活動を開始、メンバーはヴォーカルのキリトと中心にアイジ、潤、KOHTA、TAKEOの5人組。
メジャー・デビューは1998年だが、その翌年には、当時としてはデビュー最短で日本武道館公演を行い話題になった。また、米ロック・バンドのMARILYN MANSONやMEGADETH、MISFITSなどとも異色のコラボレーションを繰り広げた。
その後も、アリーナ級の会場でのライヴを繰り広げ、ファンを増やしていったが、2006年4月2日の東京 日比谷野音でのライヴを最後に突如、解散を発表、その後はコンサートはもちろん、釈明もしないままファンの前から姿を消していた。ロック業界では"現在のロック・シーンを牽引する数多くのバンドにも影響を与えてきた存在だった"と悔やむ声が多かった。
その後はキリトとKOHTA、TAKEOが新バンドAngelo、アイジはLM.C、潤はALvinoと、それぞれの活動を続けてきたが、2014年10月に、さいたまスーパーアリーナで2デイズのライヴを突然に敢行し、ヴィジュアル系ファンを熱狂させていた。
その解散から11年目の今年、新たな活動を開始することが明らかになった。しかも、その活動は人気ロック・バンドのDIR EN GREYとのスペシャル・プロジェクトを組んでの再開だという。
DIR EN GREYは、今年、結成20年目を迎える。"世の中の矛盾や人のエゴから発生するあらゆる痛みを世に伝える"ことをコンセプトに結成した京、薫、Die、Toshiya、Shinyaの5人組。インディーズ時代からコンサート中心の活動を続け、ヴィジュアル系ロックの雄として圧倒的な人気を誇る。
特に11年の東日本大震災以降は"日本の背負った痛みを全身で表現している"と評価する声も多く、注目度も高まっている。また、2006年以降は、活動の範囲を世界に広げ、アジアはもちろん全米やヨーロッパなどでも活動を展開しており、英国の老舗ロック誌"KERRANG!"では表紙にヴォーカルの京が日本人アーティストとして初めて登場し大きな話題を呼んだ。また、米ビルボード誌では"異色の日本人ロック・グループ"として異例の大特集もされている。
ヴィジュアル系バンドに詳しい音楽関係者によると"PIERROTとDIR EN GREYは、かつてはライバル関係にあるバンドで人気を二分していた"とした上で"ヴィジュアル系の世界では、PIERROTとDIR EN GREYが組むなんで想像出来なかった。そういった意味では、どんな形のプロジェクトになるのか大いに気になる。両者とも海外での評価が高いので内容によっては、日本以上に欧米や欧州などから注目が集まるのではないか"と言う。
昨年は、音楽で大きなヒットや話題がなかっただけに、今年はPIERROTとDIR EN GREYのプロジェクトが大きな起爆剤になるかもしれない!
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