DIR EN GREYの京(Vo)がソロ活動を開始。完全プロデュースの写真集2冊を発表！個展も開催！

DIR EN GREY

DIR EN GREYで、痛みと生きる衝動を伝えてきたヴォーカルの京が、“京”という名でソロ活動を開始した。表現の中でこだわるのは“歪みのなかの美しさ”。まずは完全プロデュースの写真集を2冊同時に発表する。

過去に2冊の詩集を発表し、最近では、2012年5月にリリースされたMERRYのシングル『群青』、2012年12月にリリースされたDIR EN GREYのシングル『輪郭』のジャケットのアートワークを手掛けるなど、音楽以外での才能も発揮してきた京。今回の写真集も、京が被写体となり、すべてを曝け出した写真集『失格』、京自身がカメラを手にし、1年6ヶ月をかけて国内外で撮影した写真集『for the human race』と、まったく異なるアプローチで自らを表現するあたりが彼らしい。

▼『失格より』

▼『for the human race』より

写真集は、新規オープンした京オフィシャル通信販売サイト“Penyunne Zemeckis”（読み方はペニュンヌ・ゼメキス。京による造語）を通しての販売となり、現在予約受付中だ。Penyunne Zemeckisにて2冊同時購入者には、当初“「夢見」ちゃんポストカード”1枚をプレゼントすると発表されていたが、急遽、京の意向（気分）にてもう1枚追加されることが発表された。名前は“「夢見弐」ちゃんポストカード”。すでに購入済みの人、これから購入する人が対象だが、プレゼントの対象期間は京の気分次第で終了とのこと。

さらに、写真集の発売に先駆け、6月7日(金)～9日(日)には京の出身地である京都にて個展“失格”も開催された。会場となったのは情緒あふれる和室のギャラリー京都伝々で、展示する写真の選択、展示の配置、空間、照明まですべて京が監修。個展のために京が制作したBGMが流れる中、『失格』から選りすぐった作品十数点が、自然な奥行き感が表現される印刷技術“フレスコジクレー”によって展示されるなど、徹底したこだわりが貫かれていた。7月2日(火)～7日(日)には東京でも渋谷LE DECO（ギャラリー5）にて個展“失格 / for the human race”が開催される。

▼京都にて開催された個展“失格”の様子