NEWS
2011.08.09 00:05 | 更新情報
DIR EN GREYインタビューをアップしました!
破壊的なヘヴィ・サウンドから一転、はっとするほど美しい旋律が零れ落ちる。神も悪をも超越した究極のエクストリーム・サウンド……DIR EN GREYの新作『DUM SPIRO SPERO』とは、そういうアルバムだ。
日本のみならず世界的にも高い評価を得た前作『UROBOROS』から2年9ヶ月振りにリリースされる8thアルバム『DUM SPIRO SPERO』。ピアノの美旋律から徐々に展望していくノイジーなバック・サウンドに、グロウル、ガテラルを駆使した京の猟奇的なスクリームが共鳴し、息も出来ないほどの緊張感をもたらすオープニング・トラック「狂骨の鳴り」。そこから、不協和音が織り成す奇妙な浮遊感の中、オペラのようなファルセットをきかせた京のヴォーカルがまるで呪文のようなフレーズを歌う「THE BLOSSOMING BEELZEBUB」へと展開する。冒頭の2曲だけで、まるで終わりのない深い旅へと誘われるような感覚である。その他、超強力な先行シングル3曲「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」「LOTUS」「DIFFERENT SENSE」を含む全14曲が収録。様々な要素をブレンドした持ち前の独創的な音楽性に加え、日本語、英語、さらにはラテン語までも引用し、よりジャンルレスで謎めいたものへと深化した『DUM SPIRO SPERO』。今作に隠されたメッセージを、メンバーのToshiya(Ba)氏に伺った。