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2011.05.23 12:14 | アーティストニュース
DIR EN GREY、ニュー・シングルにまつわる詳細が判明!
早くも衝撃波が広がりつつある「DIFFERENT SENSE」、
そして「罪と規制」と銘打たれたカップリング収録曲の謎。
6月22日にリリースを控えているDIR EN GREYのニュー・シングル、「DIFFERENT SENSE」に関する詳細が判明した。既報通りチュー・マッドセンによるミックス、アラン・ドーチェスの手によるマスタリングを経て完成に至っているこの作品に収録されているのは、表題曲の「DIFFERENT SENSE」に加えて、「罪と規制」、そして「RED SOIL(LIVE)」という計3曲。「罪と規制」は、1999年発表のメジャー1stアルバム、『GAUZE』 に収録されていた「蜜と唾」(この表記で「罪と罰」と読むことは改めて説明するまでもない)が、今現在のDIR EN GREY然としたアプローチにより再構築されたもの。そして「RED SOIL」(原曲は2008年発表の『UROBOROS』に収録)のライヴ音源は、2010年11月9日、大阪・なんばHatchでの公演の際に収録されたものである。
新たに生まれ変わった「蜜と唾」が「罪と規制」という意味深長なタイトル表記になっている理由については現在のところ公表されていないが、然るべき機会にメンバー自身の口からそれが明かされることになるに違いない。しかしそうした事実関係以上に、単なるセルフ・カヴァーの域にとどまらないこの楽曲の大胆な転生ぶりにはご注目いただきたいところだ。さらに、今作の初回生産限定盤はCDとDVDによる2枚組仕様となっており、DVDにはレコーディング現場の生々しいドキュメンタリー映像を密封。当然ながらそこには今作の制作背景のみならず、『UROBOROS』に続くニュー・アルバムに関するヒントも隠されているはずである。
そうした映像の内容や「罪と規制」の実態と真意など、あれこれと興味は尽きないところだが、当然ながら現在、ファンの関心が集中しているのは「DIFFERENT SENSE」という楽曲そのものである。去る5月14日に開幕を迎えたFC会員限定ツアーの各公演でもいち早く披露されているこの楽曲の衝撃波は、いわゆるコア・ファンのみならず、音楽関係者たちの間にも急速に広まりつつあり、京の圧倒的ヴォ―カリゼイション、怒濤のごとき展開のなかで重要な鍵を握るギター・ソロの存在などが大きな話題を集めている。現状においては“ライヴで先行披露されている素性の知れない新曲”にしか過ぎないこの楽曲に、ここまで話題が集中しているということ自体がまさに異例中の異例と言っていいだろう。
まさに待望というべきニュー・アルバムの姿も見え隠れし始めてきた今日この頃ではあるが、まずその前に、この「DIFFERENT SENSE」という過度の刺激をはらんだ画期的作品に、確実に触れて欲しい。もはやその発売まで、1ヵ月も残されていない。カウントダウンしながら、その全貌に触れる瞬間を待ちたいものである。
文●増田勇一
DIR EN GREY
NEW SINGLE
DIFFERENT SENSE
2011.6.22 RELEASE
<ディスク1/AUDIO DISC>
01.DIFFERENT SENSE
02.罪と規制
03.RED SOIL [LIVE] *Live take at NAMBA Hatch on November 9, 2010
<ディスク2/DVD> ※初回生産限定盤のみ
DIFFERENT SENSE (Scenes From Recording)
【初回生産限定盤】(CD+DVD) SFCD-0084~85 ¥1,890 (tax in)
【通常盤】 SFCD-0086 ¥1,260 (tax in)
Manufactured by FIREWALL DIV.
Distributed by Sony Music Distribution(Japan)Inc.
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@DIRENGREY_JP