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2010.12.17 17:52 | リリース情報
DIR EN GREYのニュー・シングル、『LOTUS』に関する詳報が到着!
2011年1月26日に発売を迎えるDIR EN GREYのニュー・シングル、『LOTUS』に関する詳細が判明した。『激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇』以来、実に約14ヵ月ぶりの最新曲ということになるこの表題曲は、ヘヴィなコード感と“歌”の絶対的な存在感が際立った、美しくも強烈なナンバー。世間一般が言うところのメロディックさとは別種の印象度を持った旋律にも、新たな進化の過程を感じさせる従来とは異なったサウンドの質感にも、揺るぎない“らしさ”と、自分たちの典型に収まりきることのない広がりが感じられる。
今回、ミキシング・エンジニアとして手腕を振るっているのは、TRIVIUMやALL THAT REMAINS、THE BLACK DAHLIA MURDER、DEATH ANGELなどとの仕事で知られるJason Suecof。表題曲と、カップリング収録されている「OBSCURE」については彼の手によるミックスを経て完成に至っており、もうひとつのカップリング曲である「冷血なりせば」のライヴ音源に関しては、AUGUST BURNS REDやTHE HAUNTEDを手掛けてきたTue Madsenがミキシングを担当。さらに全曲のマスタリングについては、KILLSWITCH ENGAGEやHATEBREEDの作品に携わってきたAlan Douchesが起用されている。
念のため補足をしておくと、「OBSCURE」はそもそも2003年発表のアルバム『VULGAR』 に収録されていた楽曲。先頃の国内ツアー(2010年10月~11月)では従来とは異なった形状に生まれ変わった状態で披露され、オーディエンスを驚かせていたが、ここには当然ながらその“現在形ヴァージョン”で収録されている。そして「冷血なりせば」は、現時点での最新アルバムにあたる『UROBOROS』(2008年)からの楽曲だが、今回ここに収録されているのは2010年7月20日、東京・新木場STUDIO COASTでの公演の際にライヴ・レコーディングされたテイクである。
これら3曲が収録された今作は、通常盤、初回生産限定盤というふたつのフォーマットでのリリースとなるが、後者はなんとライヴDVDとの2枚組仕様。こちらには2010年7月21日、同じく新木場STUDIO COASTで収録された「残」、「LIE BURIED WITH VENGEANCE」、そして「逆上堪能ケロイドミルク」という全3曲のライヴ映像が密封されている。初回生産限定盤についてはコア・ファンたちの手に渡った時点で店頭から姿を消してしまうのが常ではあるが、この収録内容は、DIR EN GREYに興味を持ち始めてから時間の浅いリスナーたちをも惹きつけずにおかないはずだ。
しかしもちろん、何よりも注目すべきは「LOTUS」と銘打たれたこの最新楽曲そのものである。清らかなものの象徴とされる“蓮”をタイトルに掲げたこの曲は、果たしてDIR EN GREYをめぐるストーリーのなかでどのような意味を持つことになるのか? 新たな衝撃との対峙まで、残すところあとわずか。その先には、我々の想像もつかないような、さらなる刺激的展開が待ち受けているに違いない。
文●増田勇一
前作『激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇』の発売から約1年。
“THE UNWAVERING FACT OF TOMORROW TOUR2010”と題した国内ツアー、APOCALYPTICAと共演した北米ツアー、4年ぶりに出演したLOUD PARK 10を経て遂に解き放たれたDIR EN GREYからの次なるメッセージとはー
DIR EN GREY
Newシングル『LOTUS』
【収録曲】
<ディスク1 / AUDIO>
1. LOTUS
2. OBSCURE
3. 冷血なりせば *Live take at SHINKIBA STUDIO COAST on July 20, 2010
<ディスク2 / DVD> ※初回生産限定盤のみ
“THE UNWAVERING FACT OF TOMORROW TOUR2010”
2010.07.21 SHINKIBA STUDIO COAST
・残
・LIE BURIED WITH A VENGEANCE
・逆上堪能ケロイドミルク
【初回生産限定盤】 CD+DVD SFCD-0078~79 ¥1,890 (tax in)
【通常盤】 CDのみ SFCD-0080 ¥1,260 (tax in)
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