INTERVIEW
NoGoD
2017.09.19UPDATE
2017年09月号掲載
Member:団長(Vo) Kyrie(Gt)
Interviewer:荒金 良介
-「Tonight!」はライヴ感に溢れているし、ラスト曲「DREAMER」(通常盤のみに収録)はラフな仕上がりで、これも良かったです。
団長:シェケナベイベーはダメだったのに、「DREAMER」の間奏ではヘンな英語を言わされてます。何のオマージュかは聴いた人が気づいてくれたらいいかなと。
Kyrie:ソロに行く前に洋楽のヴォーカリストなら何を言うだろうなと。どうせ言うなら、そっくりオマージュでいいかなと。
団長:わかる人いるかなぁ。同じことを言ってるんですよ。俺たちが好きな時代のハード・ロック、ヘヴィ・メタルですね。あと、「煽動」もリード曲でもいいぐらい好きです。こういうオールドスクールでカッコいい音を出すのはUNITED先輩、OUTRAGE先輩とかになると思うんですけど、俺はゴリゴリの音も好きですからね。
Kyrie:この曲が団長が言うほどゴリゴリなのかはわからないけど、"音楽はもっと雑でいいんだな"と。最近は音楽的にしっかりしてるバンドがすごく多いから、それを否定するつもりはまったくないんだけど、今のNoGoDはそれとはまた違うことができるのかなと思っていて、その証明はこの作品でできたと思います。
-わかりました。では、今作のレコ発ツアーに向けて意気込みを聞かせてください。
団長:前作にも増して、コールとかみなさんの力が必要ですからね。こちらもライヴの画が見える曲作りをしている以上、それを感じ取ってもらえるステージにしたいです。あと、ファイナルの渋谷CLUB QUATTROは自分の中で感慨深くて。今年の7月28日で現メンバーで10年になるんですよ。Shinnoさん(Gt)が入って、最初のワンマンがクアトロだったから、もう一度今の5人でやりたいなと。ただ、10年前のクアトロはとんでもないトラブルがあって、伝説の2時間押しというのをやってしまったんです。
-2時間押しですか!?
団長:オープン直前にアンプが飛んだんですよ。そのあとにもクアトロでワンマンをやってはいるけど、10年の節目に、押さないクアトロ公演をやりたいなと。我々はクアトロが似合う自信があるので、それを証明したくて。ロックの魂を感じられるハコですからね。
Kyrie:会場に似合う作品ってすごいね(笑)。まぁ、この作品を作るために半年間ほど心血を注ぎ、こもることに疲れ果てたので......身体を動かして楽しくライヴをやりたいですね。