魔法少女になり隊　かじばじるとなにしゃべる？第16回

みなさん元気にしてますか？

私はお家でライブできる日まで、色々な作品見たり、今まで以上にボイトレしたり、自分を見つめ直して鍛える時間を過ごしてます。1月からずっとお家いること多かったから、そろそろ退屈になってきたけど、どう森して息抜きしてる（笑）。

3/21のノットフェスで復帰予定でやっとライブができる！って思ってたけど、延期になってしまって、それを目標にポリープの治療専念してきたから正直すごく残念だったし、悔しかったです。でも中止じゃなくて延期。その日にもっとレベルアップした自分でみんなの前に立てるように、今を耐えて頑張るからね。

ノットフェスだけでなく、いろんなライブやイベント、フェスが中止や延期のお知らせが毎日流れてて、私らの大好きなライブハウスにはいつ帰れるのだろうか。不安になるよね。私もみんなと同じようにライブハウスにたくさん助けられてきたし、こういう時にライブに行けたらどんなにいいだろうって思ったりもする。世間でライブハウスに対してのよくない声もあったりするけど、私達にとってはとても大事な場所。

家にいる間、初めて行ったライブハウスのこと思い出したりもしてた。軽音部の先輩のライブを見に初めてライブハウスへ行った。独特の雰囲気がちょっぴり怖かったし、薄暗くて、音も大きいし、なんだか違う世界というか、少し悪いことしてる気分にもなったりもした。でも、ライブが始まると楽しくて、音が大きくてびっくりもしたけどそれが心地良くて、魂が震えるってこういうことを言うのかなって思った。それから、私は学校が終わってライブハウスに直行して、一人で音楽を聴いて余韻を浸りながら帰る電車の時間が大好きになりました。友達と行くのも楽しいけれど、私は一人で行くライブハウスが好き。寂しくなったり、辛かったり迷った時、自分の気持ちに寄り添ってくれて泣いたり、思いっきり笑顔にさせてくれる。

感情を出すのはすごく苦手なタイプだけど、ここでならどんな自分も出せてた。

どんなに嫌なことがあってもライブハウスにいる時は、そんなの嘘みたいにどうでもよくなってしまう魔法がかかってるのかも。なんて逃げるようにライブハウスに駆け込んだ日も、ワクワクしながら待ってた日も、どんな日だって変わらずに全て受け入れてくれて、一つ一つにいろんな人の想いを音楽にのせて包んでくれるあったかい場所だと私は思ってます。少なくとも私にとってはずっとそういう場所。自分がミュージシャンになって、今度は音楽を届ける側になった今も変わらない。ああ、こういうこと書いてると、余計ライブしたくなっちゃうね（笑）。

音楽で救えることも限られているかもしれないけど、私も音楽もずっとそばにいるし、帰る場所があるって何よりとても心強いなって思ってます。早くみんなにいいニュースが届けられるよう私もやれること探して頑張ってみるね。

だから私も元気でいるから、どうか元気でね。またライブハウスで会いましょう。約束。