MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

COLUMN

魔法少女になり隊 かじばじる と なにしゃべる? 第20回

魔法少女になり隊 かじばじる と なにしゃべる? 第20回

~対談番外編~

お元気ですか?私はライブができない日々に退屈と窮屈さを感じながら、なんとか生きてます。いきなり悲しいお知らせなのですが、コラムが今月合わせて残り2回で最終回に......2017年から対談とか色々自由にやってきたけど、色んな角度から私を知ってもらえたり、新しい出会いだったり、読んでくれた方の中に何か残るものであったら嬉しいなと思います。なので私が最終回をむかえる前に、2020年私的イチオシバンド「Cody・Lee(李)」からVo.高橋響くんを久々の対談編ってことで呼んじゃいました!しかもなんと初の後輩!
(以下、バ=バジル響=高橋響

「私が李の曲聴いてて、それで響くんがインスタフォローしてくれてる!って思って返したら"高校生の時ライブ見てました!しかも事務所の後輩になれそうなんです。"ってDMくれたんだよね!」
「ヤバTのツアー盛岡でましょ隊のライブ見たことがあって。やっと何年か越しに会えました。」
「2016年とかだったから4年越しか!私も後輩できたら、うんと可愛がろうって決めてたから、出会えて嬉しいよ!慕ってくれる後輩って初めてかも。」
「よかったですまだその席空いてて。単純に好きなバンドだったからまだ後輩よりリスナー気分です。」
「嬉しいねえ。ありがとう。でもそういう李も曲が本当にいいよね。12月にちょうどアルバム出るし、コラム呼ぶしかないなって思った。」
「アルバムにはバジルさんの好きな"I'm sweet on you(BABY I LOVE YOU)"も入ってるし、持ち曲全部詰め込んだみたいなアルバムです。」
「私のほろ苦い思い出の曲ね(笑)しかも初の全国流通盤でタワレコメンだよね!おめでとうー!うちらも2014年のRO69優勝特権で初の全国流通盤&タワレコメンだったなあ。」
「本当にありがとうございます。だから5年前のバジルさんにやっと追いつけました。」
「新人のフレッシュさに負けないよう私も頑張らなきゃ(笑)李は本当に曲の振り幅が多いよね。最近MVでた"我愛你"とか既存の曲と全く違うし。ライブで通して見た時、飽きなくて楽しそう。」
「たしかに。そうやって言ってもらえると嬉しいです。」
「曲も勿論好きなんだけど一番好きなのは歌詞かなあ。めっちゃ固有名詞出てくるじゃん?すごく人間味があって、その人の世界を切り取って見てるみたいでワクワクする。なんか李の曲は一言で言うと"映画見てるみたい"。私的に(笑)共感できるとこもあるし、映画見終えた時の気分になる。」
「その固有名詞を入れるのも元々のルーツ的なものを入れてます。だからそう気づいてくれて嬉しいです。」
「いつも歌詞書く時、本当にあったことを書いてるの?"I'm sweet on you(略)"にでてくる"トラ猫のジョン"って歌詞さ、毎回通る道にいて、勝手に二人で名前つけたのかな?とか考えさせられるのがいいよね。」
「あれは勝手に名前つけました(笑)固有名詞が入るとフックになって全体が引き締まるんですよね。」
「響くんの作詞は目に止まるし、聴き手によって受け取り方違うだろうし、趣があるよね。わかる?(笑)」
「はい、なんとなく(笑)でも曲の感想とかネット以外で人に聞くの初めてかも......意図してたことでもあるので嬉しいです。なんかそれこそ大学生特有の高校生でもない、社会人でもないみたいな雰囲気を出したいなみたいな。大学ももうじき卒業するし、今後の課題です。」
「目に映る物をドラマチックに捉えれる訳だから。」
「ロマンチストですね(笑)」
「見える世界も大人になったら大人の景色に変わるだろうから、大人になった響くんが書く曲も楽しみ。」
「嬉しいです。あと純粋にめちゃくちゃいろんな音楽聴いてきたのが活きてるのかも。フジファブリックとましょ隊好きってなかなか珍しい気がします。」
「レアだよ。両極端だもん(笑)本当に色々聴くんだなあって思う。」
「でもその反面こうやって僕をコラムに出してくれるバジルさんも、インディーズバンドまで聴くアンテナの感度が高い人なんだなって。」
「たくさんある中から好きを見つけるのが大変だけど、ドストライクなものに出会うと超嬉しいの!李にはそれを感じて、超いいの見つけたからみんなに知って欲しい!って気持ちが強くて、今回コラムに呼び出した(笑)」
「呼び出しただなんて!だから新譜も早くバジルさんにも、色んな人にも聴いてほしいです。ましょ隊ファンに刺さるのか不安ですが......」
「私らのこと好きな人は結構幅広く音楽聴いてる人が多いし、私ら自身も色んな曲や対バンやってるから、そんなにジャンルとかに抵抗ないと思うし、みんな聴いてくれると思うなあ。だからいつか対バンとかもしたいよね。"When I was cityboy"とかでダイブする人とかいたりしてさ。」
「先輩の胸を借りるつもりでいつか対バンできたら嬉しいです。ぜひ新しい扉開かせてください。」
「任せて!最後に今月新譜出る訳だけど、どういう作品になった?」
「Cody・Lee(李)を始めて2年が経つんですけど、メンバー3人が脱退したり、僕がバンド嫌になって逃亡したりだったり、そういう紆余曲折を経てできたアルバムです。名刺代わりの1枚ができたなって思います。現にバジルさんと引き合わせてくれた曲も入ってるし、とにかく感動の場を増やしてくれる1枚だと思ってます。だから、コラム読んでる皆様にも聴いてもらえたら嬉しいです。」
12/16に初の全国流通盤を出すCody・Lee(李)。コラム内でもめちゃくちゃ書いたけど、初めて聴いた時、なんて素敵なものに出会ってしまったんだって一瞬で心が奪われた。同時にこれからきっと色んなところで、目に、耳にするようになるんだろうなって焦る気持ちもあったから、今のうちに出会っておいて下さい。コラム最終回目前に対談できてよかった!ありがとう。次回でいよいよ最終回です。どんな最終回にしようかな?

  • 1