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COLUMN

魔法少女になり隊 かじばじる と なにしゃべる? 第6回

魔法少女になり隊 かじばじる と なにしゃべる? 第6回

~第6回 パノラマパナマタウン Vocal&Guitar岩渕想太くん編

なんと!今回は、私の仲良しパノラマパナマタウンの超絶ボーカリスト岩渕くんと真面目な話をしてみました。

(以下バジル=バ岩渕想太=岩
「激ロック初登場?」

「そう!」

「配信シングル"$UJI"がリリースされたし、いいタイミングと思ってさ!」

「ありがとう!しっかりしてるわ~長女やから(笑)。」

「イェイ!岩渕くんってどんなこと考えて歌詞書いてる?不満が多いよね!」

「怒り(おこり)が多いなぁ。」

「怒り(いかり)じゃないん(笑)?」

「あはは(笑)。$UJIは親にバンドのこと話す時にCDこれだけ売れたとか数字ありきで話をしてるのが情けないなぁと思ってノートに書いといて、いつか曲ができた時に使おうと思ってた。」

「なるほどなあ。私、そんなちゃんとメモ取ってないから見習お(笑)。」

「昔に比べて誰に向かって歌詞を書くかを意識するようになったな。」

「ライブ見てて、岩渕くんが一人一人に届けようとしてるの伝わる。」

「届かんと意味ないなぁと思って。」

「説得力あるかなとかも気にしちゃう。」

「でも逆に悩みとか自分の嫌なところから出発するのも多い。人に流されやすいんです。とか。」

「そうなん!?知らなかった(笑)。」

「流されやすいよ(笑)。人から色々言われたら、そうかなって思っちゃうこととかある。」

「そんなこと感じたことなかったし、ライブ見てても芯がある感じあるけどなぁ!」

「人の意見聞いちゃうし、軸もあるか分かんないし、自分って平凡だなとか常に思ってるんよ。だからこそステージ上ではそういう自分と決別したいというか、自分がかっこいいと思う人が好きやから。ヒーローになりたいんよな。」

「わかる。ステージから降りたらもう私ポンコツだもん(笑)。」

「ライブ終わって15分くらいはまだいけるよな(笑)。着替えたりして一息ついたらもうだめ。普通の人。」

「でも自分の意見がバンド始めてやっと言えるようになった。前は予定とか全然断れなくて、無理して行ったりなんとか嫌われない言い訳考えたりしてた......。」

「ちょっとでも成長してるっていうのいいね。俺全然思わんのよな。どんだけステージで強いこと言ってもいざ誰かの前に立ったら、ヘラヘラしちゃう。ふざけてるのが楽なのよね。」

「でも結局ボーカルって色んな大事な選択させられることが多いから、プレッシャーがすごいし、そういうのを乗り越えてボーカルとして成長してくよね。」

「こんだけの人の運命とか人生をちょっとは左右できるかもしれないっていう立場になっちゃったなぁみたいな。でもなっちゃったじゃだめよなぁとか。最近考える。」

「わかるわ。それに私らってこういうバンドを目標にやってます!とか◯◯みたいになりたいとかよりも新しいことを切り拓いていくタイプだから悩むよね。」

「やりたいことを考えて、考えれば考えるほど誰でもないよな。」

「新時代世代!(笑)。」

「そんなにちゃんと追ってる訳じゃないけど、俺ましょ隊好きなんよ。多分俺らと同じ悩みあるだろうなっていうか、新しいことをやるのにもがいたりしてるバンドが好き。」

「わかる。私もパノパナ好きだもんなぁ。いつから岩渕くんと仲良いの?みたいなこと言われるけどさ、2年前のTOKYO CALLINGよね。」

「意外と古いなあ。ちゃんと話したのはメリロ(MERRY ROCK PARADE)か。怖いくらい喋れんやつに絡まれた(笑)。」

「勝手に私の中でもう仲良しなことになってたから(笑)。でもそれでもう本当に仲良しだしね!」

「火寺バジルって名前もだし、"かじばじる と なにしゃべる?"ってタイトルも本当いいよなぁ。ちょっと感動したもん(笑)。微妙に韻が踏めないけど。」

「いいっしょ(笑)!パノパナめっちゃいいバンドだから激ロック読んでる人たちにも聞いてほしいなぁ。コラムを読んだ人は流されやすい男が"数字ー!"って叫ぶ歌だと思って聞いちゃうね(笑)。」

「いいんちゃう?」

「まとまってしまった、ありがとう(笑)。」

普段仲良いからこそ話せないこと話せて、お互い前例のないバンド同士頑張ってこーって再確認したいい対談ができたなぁ。本当に自分たちらしくまっすぐ進んでいくかっこいいバンドなのでぜひ聴いてみてね!

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