COLUMN
魔法少女になり隊 かじばじる と なにしゃべる? 第4回
~第4回 BACK LIFT Vocal&Bass
小林'KICHIKU'辰也さん編~
2016年にRhythmic Toy Worldのツアーで、対バンして以来の付き合いのBACK LIFT。ボーカル同士でなぜか女子力高いコールドプレスジュースを飲みながらの対談!
(以下バジル=バ、小林'KICHIKU'辰也=K)
バ「今回ツアー呼んでくれてありがとうございます!念願の!」
K「そうやね!意外と俺らって広めのジャンルの人と付き合わせてもらってるから、ガンガン新しい相乗効果みたいなのを探したいし、勿論HOTSQUALLとNorthern19とかめっちゃ好きでカッコいいし、ジャンル近いからある程度来てもらえるのも分かるけど、さらにそこにもう一つプラスしてどんな日になるかっていうのを常にやりたくて。HOTSQUALLとか対バンしたことある?」
バ「イベントとかで一緒になったりで、挨拶はしたことあるのと、うちのギターのウイさんがめっちゃ好きで!」
K「言っとったなあ!てか、そもそもましょ隊のルーツってなんなん?」
バ「ウイさんが曲作ってるから、それこそメロコア好きだしメタル好きだし、ウイさんの好きなものが強いて言えばルーツですね。」
K「メタルはめっちゃ分かるわ~。俺の中でさ、今まで音楽のブームってジャンルで流行ってきたと思うんよ。俺が30になる歳なんやけど、俺が中学の時とかHIPHOPが流行っとって。そっから青春パンクがきて、レゲエがきて、ラウドがきて......ってほんまにジャンルできとったんよ。でも最近ってそんなんじゃなくて。ジャンルで売れてるとかじゃないよな。マイヘア(My Hair is Bad)とかWANIMAとかフォーリミ(04 Limited Sazabys)もそうやろね。その辺に恩恵を受けてるバンドとか多いけど、ジャンルでってのは最近ないよなあ。」
バ「ルーツは色々あるんだろうけど最近は新しいジャンルが作られてるというか。私らもノージャンルだけど(笑)。」
K「確かに!ところで一緒にやって印象的に盛り上がったのどこ?」
バ「Fear, and Loathing in Las Vegasさんにツアー呼んでもらって、ツーマンした時はめっちゃくちゃ盛り上がって!結成した時から夢だったからテンションも上がりましたね。」
K「Las Vegasと!?」
バ「お客さんもめっちゃくちゃ受け入れてくれたし、待ってました!みたいなのも多くて。」
K「そーなんや。意外や。そこか~。」
バ「BACK LIFTはどこですか?」
K「ENTHとかDizzy Sunfistとかになるかなあ。世代もシーンも一緒やし。勿論POTもな。そことやったらある程度来てくれるなあってイメージ湧きやすいところではあるなあ。」
バ「THE メロコアって感じですね!」
K「今回俺らのツアーではそういうところじゃなくて意外な組み合わせで呼びまくりたくて、それこそ俺ら、Northern19、Crystal Lakeとか。Crystal Lakeとかメタルだけど熱い音楽やってるってところは一緒やからさ。あとSHADOWSとか。SHADOWSめっちゃ好きでツーマンやった時もよかったなあ。お客さんの世代が俺らより上やねん。だけどめっちゃくちゃかっこいい。あの辺のメロディックとかハードコアとかの独特のカルチャーかもしれないけどお客さんが好きなバンドに舐められたくないから、簡単になびいてくれへんのよな。なかなか受け入れてくれへんやん!っていう耳の肥えた人が多いから生半可な気持ちじゃ立ち向かえないなあ。」
バ「そういうのやっぱりありますよね。」
K「そういう人たちと対バンするためにどう食い込んでいくかだよなあ。」
バ「対等にとはいかなくても出来るだけ力をつけてから挑みたいですよね。」
K「モンパチ(MONGOL800)とかとやりたいもんなあ。」
バ「いいですねえ。見たいもん。でも今っていい意味でも悪い意味でも沢山音楽が溢れてるから難しいですよね。」
K「そう!しょうがないけど飽和状態やしなあ。ツアーに遠征とかして来てくれるありがたみも尋常じゃなく感じてる。前からジャンルをクロスオーバーしてて、俺らはツアーでずっと自分のお客さんに"俺ら以外も見てくれよ"って言ってきた。」
バ「そういうところで出会ってほしいですよね。」
K「俺らが自信持って呼んでる好きなバンドだから、聞いてくれ!って言うのはあるよなあ。」
バ「名古屋で自主サーキットイベントとかやってますもんね。私たちは5月にBACK LIFTのツアーで初の山梨呼んでもらってますけども!」
K「初か!俺ら地方好きなんよなあ。いい感じにHOTSQUALLとましょ隊のお客さんが交わってくれたらいいな。」
バ「ね!私らも初めての場所だからドキドキ!5/1楽しみにしてます!」
K「ほんまに!よろしくな!」
今回のコラムを通してよりBACK LIFTと色んなお話ができて距離が縮まりました!そんなBACK LIFTのツアー、5/1甲府KAZOO HALLにてHOTSQUALLとスリーマンでどんな化学反応が起きるか今からワクワクだなあ~。みんな遊びに来てねっ!
- 1