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BLUE ENCOUNT田邊駿一のMOVIE ENCOUNT!(略してムビエン。) vol.8

BLUE ENCOUNT田邊駿一のMOVIE ENCOUNT!(略してムビエン。) vol.8

春ですね。親父から先日、「おい息子、今年の年末『007』の最新作が公開されるらしいぞ!」というメールが来ました。なーんーだーとーっ!? 映画ファンなら知らない人はいないでしょう。イギリスのスパイ、ジェームズ・ボンドの活躍を描くアクション映画。1962年に第1作目が公開されて以来、約50年にわたり続編が作られ続けているのです。初代ジェームズ・ボンドをショーン・コネリーが演じ、それから何人もの役者さんがその役を受け継いできました。現在はダニエル・クレイグがボンド役として定着してるわけですが、そのダニエル'Sボンドが今年帰ってくる!やばいよ、やばいよ!!「春ですね。」とか言ってる場合じゃねぇぇぇ!というわけで、007最新作公開記念!過去の23作品の中からお気に入りの作品を見所ポイントとあわせてご紹介しましょう!!全部紹介すると超大作になっちゃうから、今回は90年代に作られた作品限定ね!

「007 ゴールデンアイ(1995年公開)」:ロシアが打ち上げた衛星兵器「ゴールデンアイ」がテロリストによって奪われた。早速ボンドはゴールデンアイの奪還とそのテロ組織の排除に動き出すのだが、調べた先にいたのは9年前に死んだはずの元相棒だった......。1989年の「007 消されたライセンス」以来、6年ぶりに制作された作品。この年から2002年までピアース・ブロスナンがボンド役をつとめました。いやぁ、ただただピアース兄貴がかっこいい!こんなお父さんに将来なりたい(笑)かっこいいけど演技力はそんなにないのヽ(;▽;)ノ でもかっこいいからいいのヽ(;▽;)ノ そしてファムケ・ヤンセン演じる女テロリスト、ゼニアの所持してる武器がとにかくすごすぎ! 普通さ、テロリストの武器ってピストルとか爆弾とかだと思うけど、ゼニアの武器はなんと自分の太もも!(笑)もう言ってる意味わからないでしょ?!(笑)観ればわかるよ(笑)この作品は彼女なしでは語れないくらい魅力あふれる悪役です。この映画全体のテンポ感はすごくまったりなんだけど、劇中音楽やアクション・シーンに独特の世界観があって最後まで気を抜かずに観れます!登場するキャラのすべてが曲者ばかりなところもGOOD。最大の見所は、ロシアの市街地でのカーチェイスシーン!ボンドがまさかの乗物に乗って、暴れまわります!

「007 トゥモロー・ネバー・ダイ(1997年公開)」:中国の領海付近でイギリスの軍艦が謎の攻撃を受け沈没してしまう。当初は中国側の攻撃と予測されていたが、実は中国ではなく、"世界のメディア王"の肩書きを持つ実業家エリオット・カーヴァーの所有するステルス艦からの攻撃だったのだ。果たしてボンドは第三次世界大戦を防げるのか?! 僕は、これが007シリーズの中で一番好きです。以前までの007は割と内容がTHEフィクション的近未来風なものが多かったのですが(そこがいいとこなんだけどね)、この作品から時事的な内容を盛り込み始めてます。でもそれがいい意味でリアルすぎないの。現実と非現実の絶妙バランス。そして前作よりもアクション・シーンの数と質がUPしています! 見所は、ボンドが相棒のスパイと手錠に繋がれたまま一台のバイクで敵から逃げるシーン!こんなバイクの乗り方ってあるの?!2人乗りのニュー・スタンダードを提示してくれとります(笑)とにかく、これから007シリーズを見ようと思った方は今回紹介した2作から観始めれば失敗しない!しっかりとこの映画の魅力にハマって、みんなで年末公開予定の最新作を観に行こう!!!

『007 ゴールデンアイ』

1995年 | 130分
【製作国】イギリス / アメリカ
【監督】 Martin Campbell
【キャスト】
Pierce Brosnan
Izabella Scorupco 他

『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』

1997年 | 119分
【製作国】イギリス / アメリカ
【監督】 Roger Spottiswoode
【キャスト】
Pierce Brosnan
Jonathan Pryce 他


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