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2010.05.19 21:02 | アーティストニュース
『劇場版』が絶好調のDIR EN GREY、待望の夏季国内ツアー決定!
初夏を思わせる気候の続いている昨今の日本列島だが、去る1月の日本武道館公演以降、しばらく地下活動を続けてきたDIR EN GREYの周辺も、ここにきて一気に熱を帯びてきた。『THE UNWAVERING FACT OF TOMORROW TOUR2010』というツアー・タイトルと、イギリス及びロシアでの公演スケジュールのみが発表済みという状況に飢餓感を募らせていたファンにとっては、最高の朗報と言っていいだろう。その渡欧を前にしての、国内ツアーが行なわれることが正式決定に至ったのである。
6月29日と30日の両日、東京・新木場STUDIO COASTにて開催されるファンクラブ会員限定ライヴを皮切りにスタートするこのツアーは、その2本のライヴも含めて全国5都市を巡演し、計9公演を行なうもの。新作ライヴDVD、『UROBOROS -with the proof in the name of living…- AT NIPPON BUDOKAN』(5月26日発売)の発売を経てのツアーではあるものの、いわゆる新作音源リリースに伴うものではないだけに、実のところ公演内容についてはなかなか想像し難いところがある。が、逆に言えば、バンド側にとっては特定の作品を主題としないステージを実践できる機会でもあるし、“未来の断片”や“思いがけない過去”がそこで顔を出す可能性もあるだろう。根拠のない状態で必要以上に思わせぶりなことは言いたくないが、どうあれ『UROBOROS』の“次”を占ううえでは観逃すことのできないライヴだといえるし、地下活動中にメンバーたちのなかで極限状態まで膨張してきたさまざまな欲求が、そこで爆発することになるに違いない。公演チケットについては争奪戦が予想されるだけに、早めの手配を心掛けたいところだ。
ところで読者の皆さんは、すでに『劇場版DIR EN GREY -UROBOROS-』については鑑賞済みだろうか? この作品は去る5月15日に劇場公開を迎え、各地で評判を集めている。筆者は公開初日に東京・新宿バルト9で観たのだが、会場は早々に満員札止めとなり、関係者によれば、その後も音楽関連の作品としては異例と言えるほどの盛況が続いているという。入手さえすれば好きなときに鑑賞可能なDVDと異なり、公開期間の決まっている劇場作品は、そのときにしか観られないもの。大画面と大音量で楽しむ超リアルな映像には、まさに劇場でしか味わうことのできない刺激や発見も伴っている。是非この機会に、こちらの作品にも接することをお勧めしておきたい。
文●増田勇一
DIR EN GREY
THE UNWAVERING FACT OF TOMORROW TOUR2010
6/29(火)【東京都】新木場STUDIO COAST -「a knot」only-
6/30(水)【東京都】新木場STUDIO COAST -「a knot」only-
7/4(日)【愛知県】Zepp Nagoya
7/7(水)【大阪府】なんばHatch
7/8(木)【大阪府】なんばHatch
7/10(土)【福岡県】Zepp Fukuoka
7/15(木)【北海道】サッポロファクトリーホール
7/20(火)【東京都】新木場STUDIO COAST
7/21(水)【東京都】新木場STUDIO COAST
[OPEN/START] 18:15/19:00
[TICKET] \5,700(※ -「a knot」only-公演 \5,000)
[席種] 1Fスタンディング/2F指定席
※福岡公演、北海道公演はオールスタンディングとなります。
[一般発売日] 6/19(土) (※ -「a knot」only-公演の一般発売はございません)
[総合問合わせ] フリップサイド 03-3466-1100