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INTERVIEW

COMRIZED

2023.04.13UPDATE

2023年04月号掲載

COMRIZED

COMRIZED management:ミヤタ社長(代表)
LEIWAN:猫乃ねむ子
AIBECK:塩藤さやの となりのアイル
EMPATHY:白ごまこまつ菜 求春ハル
Interviewer:MAtSU(GEKIROCK CLOTHING) Photographer:濱谷 幸江

メンバーもスタッフも全員で一気に駆け抜けた感じ――すべてがうまくいったのは努力と奇跡が生んだ結果だと思います(ミヤタ)


-EMPATHYは間もなくニューEP『EMPACD』がリリースされますね。LEIWAN、AIBECKとはまったく違う方向性の正統派な構成が多くも、感情剥き出しなリリックがある意味COMRIZED節全開だなと、改めて各楽曲聴かせていただいたうえで感じています。改めて激ロックの読者に向けて、入門におすすめの1曲があればそれぞれ教えてください。

こまつ菜:EMPATHYは、意地悪な女の子、ヴィランズなイメージの曲を中心としています。「MIGATTE」(2022年3月配信リリース)がおすすめですね。"カリスマ"コールが入っているのですが、そこから私の"カリスマ"キャラクターが生まれました。

-歌詞の中にある"カリスマ"からこまつ菜の通称が生まれた曲ね。私もこれで"カリスマ"って覚えたので(笑)。これは狙ってたんですか?

ミヤタ:全然。ほんと偶然。

一同:(笑)

求春:私は「TOGE TOGE」(2023年2月配信リリース)ですね。これは私が加入してからの曲なので特に思い入れが強いです!

ミヤタ:おハルの魅せ場も多いからね!

-グループとしてはこのEPを携え5月に東名阪ツアー("全人類ヲタク化計画 東名阪から攻めますTOUR2023~2024")を控えていますね。先日の新宿BLAZE("EMPATHY 2nd ONEMAN LIVE")を超満員の完全ソールドで終えていますが、この公演は改めてどのような意気込みで望んだのかお聞かせください。

こまつ菜:初期メンバーという立ち位置でプレッシャーがかなりあったし、メンバー編成で周りの環境に板挟みにされたりしてたので、BLAZE成功して、"EMPATHY入って良かった"って言ってもらえて、新メンバーとフロアの笑顔が見られたのがすごく嬉しかったしそこでホッとしました。

求春:忙しすぎて休みがないまま、気づいたら終わってました(笑)。

ミヤタ:メンバーもスタッフも全員直近24時間以内のことしか喋ってなかったな(笑)。本当に全員で一気に駆け抜けた感じですね。当日現場に来てくれたみんなに本当に感謝してます。SNSも一緒に盛り上げてもらって、すべてがうまくいったのは努力と奇跡が生んだ結果だと思いますね。

-今回の東名阪ツアーに向けて、今どのような心境で日々の活動に取り組まれているかもぜひ聞かせてください。

こまつ菜:東名阪をやるって聞いたとき、ほえ~って思いました。EMPATHYは2022年の4月7日にデビューでまだ1年未満なのに、こういった感じでチャンスをいただけるのはすごくありがたい環境だと思っています。さっき、さやのさんがZepp Shinjuku (TOKYO)に向けてワクワクしているってのを聞いて、私自身も期待に応えるためにもワクワクしなきゃなって思いますね。

-ここからモチベーション上げていこうってことですね。

こまつ菜:モチベーションがあるからこそプレッシャーをすごく抱えてしまうんですけど、全部モチベーションに変えて生きていきます。このツアーのあとが2024年のZepp Shinjuku (TOKYO)で、早いよって思うんですけど、LEIWANさんもAIBECKさんもZepp Shinjuku (TOKYO)以外にもSpotify O-EASTやZepp Hanedaのワンマンをこなしているので、先輩の背中を見ているからこそ、自分たちも絶対成功するんだって思いながら活動していますね。

-たしかにステップ・アップ早いですよね。

求春:東名阪ツアーとZeppがBLAZEワンマンで発表されたんですけど、もちろん喜んでいるメンバーもいましたが、私はEMPATHYに入ってまだ3ヶ月(※取材は2023年3月下旬)じゃないですか。その実感がまったくなくて、Zeepとかはテレビとかで観ている世界な感覚だから、東名阪ツアーも同じ他人事のように聞こえて、CDのリリースの日付や東名阪ワンマンの日付が決まってZeppもどこでやるか決まって、だんだん"あ、私Zeppに立つんだ"って思ってきて、そうなったら自分に絶対負けたくないから絶対にZeppを埋めたいし、東名阪でもカラフルな景色が見たい、みんなのファンにBLAZEよりもステップ・アップした姿を見せたいって思います。

ミヤタ:物事に対してちょっと時差があるんよね。

-新人ならではですね。それもいいと思いますけどね!

ミヤタ:わけわからんもんな、もともとずっとフロアで遊んでる子やったから。

求春:そうですね。それでZeppって言われて。

アイル:みんなファンと一緒Twitterとかで知るから。

こまつ菜:Twitterで知りたくなくないですか? もっと大事にしてって思います。

アイル:いや、もう慣れた。慣れる。

ミヤタ:それはファンのみなさまと一緒に行こうっていうことだと言い聞かせています。

-LEIWANは7月にZepp Shinjuku("LEIWAN 6th ONE MAN LIVE")を控えてますが、それだけでなく唯一無二のブランディングで、今年はバンド・シーンへも進出していってますね。"HOMIES FES 2023"への大抜擢を皮切りに、今年はアイドル・シーンからさらに飛躍した動きが増えていくのでしょうか?

ミヤタ:もう2025年夏までのスケジュールが出てます。ヤバいっす。

-すごい! バンド・シーンとの対バンは楽しいですか。

猫乃:そうですね、今までになかったので楽しいです。シンプルに音楽が好きな人たちしかいないんで音楽をやっているって感じがします。

-この流れでこれから対バンしたいバンドさんがいたらぶっちゃけで教えてください!

猫乃:Crystal Lake、HEY-SMITH、SUPER BEAVER、花冷え。とかですね。

-どれか1バンドでも決まったら"マジ!?"ってなりますね! 最近は"LEIWAN新聞"なるものを発行したり、早朝にZepp Shinjuku前でラジオ体操を毎日やってみたりと独自の活動に目が離せないんですが、あれは全部メンバー発案なんですか?

猫乃:そうですね!

ミヤタ:無許可です。

一同:(笑)

-許可を通すフローはないんですか(笑)?

ミヤタ:一応ありますけど、本当にダメなものは通さない。

猫乃:この前は"LEIWAN合唱部"もしました。「旅立ちの日に」をお客さんと歌ったり。