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INTERVIEW

locofrank

2015.12.03UPDATE

2015年12月号掲載

locofrank

メンバー:木下 正行(Vo/Ba) 森 勇介(Gt/Vo) Tatsuya(Dr/Cho)

インタビュアー:吉羽 さおり

-6枚目のアルバム『Returning』が完成しました。今作から改めて、自身のレーベルである"773Four RECORDS"の運営や、マネジメントなども自分たちでやっていくことになったということですが、どういった経緯からだったんでしょうか。

木下:今まで、"773Four RECORDS"を立ち上げたときにもうひとりスタッフがいて、そいつと一緒に8年やってきたんですけど。その都度、確認をし合う中で、メンバーが思い描くベクトルとちょっと違う方向性が出てきたこともあって。もちろんいろんな話し合いをしてきたんですけど、お互いに意見をすり合わせてやっていくよりも、locofrankとして、自分たちは自分たちでやっていこうということになって。マネジメントも然りで自分たちでやっていこうというと。なので、新たな一歩を踏み出したと言えますね。

-locofrankのヴィジョンとはどういうものだったんでしょう。

木下:俺たちはレーベルを立ち上げたときから、というよりバンドを組んだときからですけど、locofrankをやりたくてやっているんですね。ただ、自分たちの遊び場の象徴ということで"773Four RECORDS"を立ち上げたんです。そのレーベルをやるために、locofrankを存続させるということではなく。その考え方にズレが生じたところもあったので、俺たちはlocofrankであって、自分たちのシンボルが"773Four RECORDS"だっていうところをもう一度確認し合った、ということだったんです。

-そこは変わらないということなんですね。自分たちでマネジメントを手掛けることになったことでの変化はあるんですか。

木下:今までも自分たちでDIY精神でやってきたとは言いつつも、信頼して任せていた部分もあったので。俺たちはライヴや楽曲制作であったり、自分たちの行動に責任を持ってやっていたんですけど。それも含めてのマネジメントになるので――それこそライヴ企画から、ツアーのことから、すべてをやっているんです。"自分たちの大切なもの=locofrank"やというのを再認識したときに、今までやってきたことよりもっと強く思わないとできないものだっていうことも実感しましたし、意識の改革になったと思いますね。変えざるを得ないというか。今まで通りでの気持ちでは、やっていくには難しいであろうという。

-バンドにまつわるあらゆることに、メンバーひとりひとりもさらに濃く関わっていくことにもなりますしね。

木下:うん、本来そうあるべきなんでしょうけどね。

-先ほどみなさんより名刺もいただきまして、全員取締役となっていますが、今の段階でのそれぞれのレーベル内での役割というのはどういう感じなんでしょう。

木下:結構、Tatsuyaが窓口になってくれたりとか。

Tatsuya:(※PCをちらりと見せて)こんな感じでメールがきていたりとか(笑)。

木下:役割分担というのは、各々ができることをやるっていう感じですね。

-やり方としては、バンドを始めた当初の感覚ですね。その原点回帰をしたバンドの今は、『Returning』にも色濃く反映されたんでしょうか。

木下:今までと違うというところでいうと、楽曲に対しても、気持ちの面では今までよりも濃い部分は必然的に出てきたりしますね。今のlocofrankというか。

Tatsuya:もともと持ってる俺らのDIY精神っていうものは何も変わってないんですけど。DIYに対する考え方と自分らがほんまに思っているDIYに対する接し方が変わったと思ってもらえるとわかりやすいかなと思いますね。

-なるほど。ではかなり作品を作り上げていくうえでも気合いが入りますね。

木下:そうですね、カロリーがね、かなり高いですから(笑)。

-はい、高いです。今作はどのあたりの曲からできていったんですか。

木下:「Returning」(Track.2)が火付けになった感じはありましたね。

-この曲はまさに、改めてバンドの意志を打ち出す、そういう曲ですね。

Tatsuya:それを目標に作っていたわけではなかったんですけど、最初にできた曲なので、そのときに置かれている俺たちの環境や思っていることがどストレートに出た曲だなって思いますね。実際に作品ができ上がったあとに、アルバムのタイトルにもなったし、リード曲にもなって。従来のlocofrankというよりは、ほんまに今までやってきたものをすべて踏まえて、経験をして、最終的に出てきた今の俺らが、これなんちゃうかなって気がしますね。それがしかも、制作の1曲目っていうのがね。