DISC REVIEW
-
2021年の全国CDデビュー以降、スカ・シーンの新星として注目を集め、ライヴハウスやフェスでライヴ・キッズを熱狂させてきたMAYSON's PARTYの1stフル・アルバム。全11曲収録、キャリアと高いスキルを持つ7人の鳴らすスカ、メロディック・パンクなどをルーツとしたスカ・パーティー・チューンは、どれも華やかで賑やかで最高にハッピー。心も身体も踊り出す明るさと痛快さに溢れているが、特筆すべきは、「TRY and TRY」だ。問答無用でブチ上げる、ライヴでの盛り上がり必至の超攻撃的アッパーチューン。スカ・パンクやメロディックのマナーもしっかり踏襲しつつ、自身の強烈なオリジナリティを放つこの曲は、彼らのライヴ・アンセム且つ代表曲になるはず。ここからの飛躍を大いに期待させる、できすぎなほどの1stフル・アルバムです! フジジュン