魔法少女になり隊　かじばじるとなにしゃべる？第3回

去年の夏に私たちの初の自主企画「魔法少女になりな祭」に出演してもらってから超仲良しのWiennersのベース∴560∵さん！甘いものが好きな∴560∵さんとパンケーキを食べながら対談！

（以下、バジル＝バ、∴560∵さん＝5）
バ「この間POLYSICSとのツーマン見に行ったけど私の大好きツーマン楽しすぎました......。」

5「いやー楽しかったね！ハヤシさんやっぱすげーや。センスが本当にすごい。」

バ「ね！私も含めて両バンド好きな人多いですよね。」

5「編成とか含めてPOLYSICSっぽいとかよく言われたりするけどルーツがそれぞれ違うじゃん？俺らはパンクがルーツなのよ。俺はハイスタ（Hi-STANDARD）やFRUITYとか日本のパンクがバンドやろうっていうののきっかけだし。リスペクトはあるけど俺らはそういうルーツも大事にしてるなあ。」

バ「ライブ見たら一発でWiennersはパンクだなあって分かる！MCとかも熱くて！」

5「その曲をどういう気持ちでやるかっていうところでね。パンクではありたいなって思ってる。」

バ「あと英語と日本語のMixで新しい言葉みたいな、Wienners語みたいな歌詞も私すごい好き。」

5「元々伝えたいこととかあって玉屋も俺もバンド始めてないから、歌詞の意味より言葉のインパクト重視で。声も楽器の一部みたいな感じで語感を大事にしてるから、最初の頃は特にそういうのよくあるかも。今はだいぶ変わってきてるけど根にそういうのはあるな。てか、いきなりちゃんとバンドの話しすぎたね（笑）。」

バ「普段から仲良しだから、バンドの話全然しないですよね。」

5「仲良いほどしないよ～だってお休みの日だもん（笑）。」

バ「それにバンドの話ってがっつり先輩！ってかしこまっちゃうと難しいけど∴560∵さんはそういうの抜きでしたね！」

5「むしろそういうのが必要ない人と仲良くなれるもんじゃんと思うからなー。バンドが10周年になるんだけどさ......。」

バ「お！おめでとうございます！」

5「ありがとう。"Wiennersの∴560∵さんですよね"って知り合うとさ、そういう肩書きで見られてる訳だし、一個人になれる相手じゃないと仲良くなりにくいよね。」

バ「1つ壁できますよね。」

5「仕事モードというか、責任背負ってしまうよね。」

バ「先輩だとより気軽に話しかけにくいじゃないですか。でも一個人として∴560∵さんは見てくれたから仲良くなれました。」

5「多分俺先輩になってる感覚がなくて。気がついたら10年もバンドやってたし。後輩だから可愛がってやろうみたいなのもあんまりないかも。そういうの持ってる人は頼れる存在って感じしていいよね！」

バ「逆に∴560∵さんがすごいフランクだから、踏み込みやすいですよ（笑）！」

5「踏み込んでもらいたいもん！かしこまられるとやりなれてなくて困っちゃう（笑）。」

バ「意識しすぎるとライブ呼びづらいとか色々ハードルあるじゃないですか。」

5「あーわかる。歴とかあんまり関係ないと思ってて、極論かっこいいかどうかじゃん？単純にかっこいいバンドを知りたい！」

バ「ワクワクが増えますよね人生に。」

5「好きなバンドが多い方が楽しいからね。」

バ「自分たちもその1つになれたら嬉しいなあ。そう思うと本当に10年ってすごいですね。始めることよりも続けることのが難しいですもん。」

5「始めるのが簡単ってのはあるよね。ずっとドラマーだったのにこのバンドを始めるにあたって軽いノリでベース始めて10年だしね（笑）。それを選んでなかったらこんな風に出会ってもないもんなあ。」

バ「そのノリから10年って本当にすごいなあ！改めて10周年おめでとうございます。本当に。今年もそんなWiennersとたくさん対バンしたいです！先輩（笑）！」

5「いやいや！ありがとうございます（笑）。遠いところとかでもどこでも呼んで！」

Wiennersの中で一番好きなのが「みずいろときいろ」という曲で、Wiennersらしさ×パンクをぎゅっと詰め込んだ爆エモソングなので、ぜひみんなに聞いてほしいな～。ちゃんちゃん♪