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キバオブアキバ ふとしの これからの「メタル」の話をしよう <最終回>

キバオブアキバ ふとしの これからの「メタル」の話をしよう <最終回>

グッバイ!ふとしやで。「キバオブアキバふとしのこれからのメタルの話をしよう」今回遂に最終回です。なんとおよそ2年間もの間今まで本当にありがとうございました!思えばこの2年間色々な事がありましそんなんええやないかメタルの話しようや。
本日の テ ーマ は・・・SOILWORK!!!!!満を持してLOUD PARK 14出演のMANOWARとどっちにするかめっちゃ悩んだ!あるいはこの前来日行って全曲歌い尽くしたKILLSWITCH ENGAGEと!でも最後はSOILWORK!SOILWORKなの!当連載第5回IN FLAMESの回にてSOILWORKの名はすでに出しております。そしてこう書きました。人生で最も聞いたアルバムはSOILWORKの4thアルバム「Natural Born Chaos」であると!先日キバオブアキバ遠征車内でかけた時も歌部分だけじゃなくてギターリフとソロまで口で言えてさすがにびっくりしました。しかし覚えまくってると同時に「記憶を消されて0から聞きなおしたいアルバム」ダントツ 1 位でもあります。


いきなりアルバム単推しで勝手に興奮していますが説明しておきますとSOILWORKはスウェーデンのメロディックデスメタルバンドです。かっこいいです。以上です。そもそもSOILWORKはなんというか激しくもキャッチーな曲を作るのが神業的で1stアルバム「Steelbath Suicide」収録'Steelbath Suicide' 'Sadistic Lullabye'、続く2ndアルバム「The Chainheart Machine」の'The Chainheart Machine'などガッチガチのメロデス時代から圧倒的個性を放っておりました。そしてそれが3rdアルバム「A Predator's Portrait」にてメロデス愛好家以外も惹きつける事に成功し、その流れが前述の4thアルバム「Natural Born Chaos」にて大爆発。割とぼーっとしていた当時の僕の耳がもぎとられる事となります。そしてこのアルバムに続く5th「Figure Number Five」が無ければ現在の欧米メタルコアシーンはこのような盛り上がりを見せなかったでしょう。わかんないけど絶対そやねん。むしろ近年の欧米メタルコアはSOILWORKに帰着する事を避けてる気さえするねん。あ!MOTIONLESS IN WHITEはアルバム「Infamous」でばっちりやってはった!あれは感動した。


余談ですがアルバム「Natural Born Chaos」、プロデユーサーは昨年LOUD PARK 13でも来日していたDevin Townsendです。僕はこのアルバムで彼に興味を持ち、彼が率いていたSTRAPPING YOUNG LADも大好きになりました。また、彼はこれまたそれぞれ僕メタル史上超重要盤であるLAMB OF GODの「As The Palaces Burn」やDARKEST HOURの「Deliver Us」などもプロデュースしており何というかもう「お世話になってま~~~す!」って感じです。


そしてそして!SOILWORKの最強ボーカル、ビョーンことBjorn "Speed" Strid はイタリアのメロディックデスメタルバンドDISARMONIA MUNDIに一時期メンバー現ゲストメンバーとして参加しています。そして先日そのDISARMONIA MUNDIのメインメンバーであるEttoreとClaudio がなんとアニソンシンガー鈴木このみさんの「太陽曰く燃えよカオス」カバー版に参加。あとはもう分かりますよね?僕たちはわたもてOPにて鈴木このみさんとコラボさせていただいてます。ぐはははははは!そう!「すっごい遠回りだけどSOILWORKとキバオブアキバはつながってる」んです!もう一度だけいいすか?「すっごい遠回りだけどSOILWORKとキバオブアキバはつながってる」んですよ!
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーメタルが好きで良かった!!!!!!!!!!!!!完!!!!!!!!!!


以上でこの連載を終わります。僕が普通にダメなせいで締め切りを過ぎたり、脳内適当知識を形にして残す以上色々調べ直したりして確認したりで大変でもありましたがむしろ新しい知識が入る上、好きなように好きな事言ってるのでとても楽しかったです。そして思えばキバオブアキバの活動もそれは全く同じです。さらには幸いにも上記のような決して一般的、即物的ではない「自分だからこそ喜べる」ような結果を出す事ができています。


また、キバオブアキバがメタルバンドかどうかは元々あまりこだわりがなく、だからこそメタルと言わずにオタイリッシュデスポップと先に名乗りました。しかし、それを構成する僕たちメンバーがメタラーである事はむしろ変えようとしても変えられない事実です。さらに言えば僕が子供の時から特撮をはじめ様々な文化を愛している事も。皆さんも知識のある無しに関わらず自 分のルーツを大事にしてください!僕は前に進むときも、下を見たくなる時も結局支えになるのは知識や情熱よりもルーツだと考えています。きっとそこから何かが生まれます。今レコーディングしている曲も歌詞にその気持ちを歌詞に込めました。共感できそうな方には是非聞いてほしいです。


ほな新作のお知らせで会いましょう!読んでくれた皆様、本当にありがとう!

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