2015年2月にEbiGt）が脱退し、サポートを務めていたTD（Ba）が同年5月に正式加入し、新4人体制で作り上げたEP。ツイン・ギターからギター1本に切り替わったことで、以前よりもサウンドはシンプルになった印象。その隙間ができたぶん、歌やメロディに比重を置いたポップ性はグンと上がっている。そして今作は初の日本語詞にも挑戦し、これまでにはなかったエモーショナルな人間味が浮上している点が大きな聴きどころだろう。従来通り2ビートを用いたパンキッシュな英語詞ナンバーも揃えつつ、日本語を散りばめた楽曲群も違和感なく消化し、バンドにとって新しい扉を開いた形になった。今後の方向性を示す意味でも重要な作品と言える。相変わらずどの曲もスッと耳に馴染むメロディ・ラインが素晴らしい。 荒金 良介
2015年2月にEbiGt）が脱退し、サポートを務めていたTD（Ba）が同年5月に正式加入し、新4人体制で作り上げたEP。ツイン・ギターからギター1本に切り替わったことで、以前よりもサウンドはシンプルになった印象。その隙間ができたぶん、歌や
ハイトーン・ヴォイスで歌い上げる美しいメロディをこれまでと変わらずに徹頭徹尾、閃かせながら前作『Calling』同様、多彩な表現に挑んだ5作目のフル・アルバム。エモーショナルおよびヘヴィなアプローチに加え、シンセの音色やファンキーとも言える
移籍を経て、満を持してのセルフ・タイトルを冠した前作。多くのUSハードコア・バンドの作品に名を刻んでいるBrian McTernanをプロデューサーに、POP DISASTERサウンドをかつてなく立体的にパッケージしたアルバムは、彼らのポッ
パンクは現代最高のポップ・ミュージックという新しい価値観を教えてくれた大阪の4人組。新たに女性ベーシストを迎え、リズム隊が女性というちょっと珍しい、でも、ビジュアル的に鮮烈な印象を与える編成になった彼らが2年10ヶ月ぶりに3rdアルバムをリ
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