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2022.06.20 19:55 | アーティストニュース

AS I LAY DYING、Jordan Mancino(Dr)の脱退が明らかに

AS I LAY DYING、Jordan Mancino(Dr)の脱退が明らかに

AS I LAY DYINGの結成メンバーでドラマーのJordan Mancinoが、バンドを脱退していたことが明らかになった。
 
今月10日よりUSツアーを開始したAS I LAY DYINGだが、Jordanはツアー開始前に"バンド内部の問題"を理由に不参加をSNSで表明。AILD側も今回のツアーはNick Pierce(UNEARTH)がドラマーを務めることを発表していた。
 
その後、フロントマンのTim Lambesisが自身のSNSにて声明を発表した。その内容は以下のとおり。
 
"先日、Jordan Mancinoが「AILDの内部問題」に関して公開声明を発表した。この状況をより良く理解し、間違った推測をしないために、この件についてもう少し情報を共有する必要があると思っている。
 
この2年間ほど、JordanはAILDの残りのメンバーとの関係を絶ち、今後は弁護士を通してのみ話をすることを希望していると知らせてきたんだ。残されたメンバーはJordanと和解し、健全で前向きな方法でAILDを続けるための共通点を見出そうと何度も試みてきた。
 
パンデミック後のバンド活動に備える中で、残されたメンバーは、貢献や率直なコミュニケーションを拒否する人物によって俺たちの大志が妨げられるのは不公平だと考えていた。これは、バンド(あるいはビジネス)が生産的に活動するための効率的な方法ではないと感じている。
 
俺たちはJordanに、一緒に集まって古い曲をジャムする機会を提供し、あるいは、次のツアーのための代役ドラマーを見つけなければならなくなる前に、その期限の数週間前に一緒に部屋に入って話をするだけでもいいと提案した。しかし、Jordanがバンドからの脱退を希望しており、その見返りとして支払いを期待しているという法的文書を受け取った以外は、何の反応もなかった。
 
残されたメンバーは、Jordan MancinoなしでAILDを前進させるために、他の解決策を見つけなければならないと感じている。この状況には個人的な感情は一切ない。俺たちは音楽を続けたいんだ。もし、コミュニケーションを拒否することによって、すべての進歩と生産性を制限しようとするメンバーがいるとしたら、俺たちは効果的なチームにはなれない。
 
曲作り、ツアーの手配、グッズ管理などを行っている残りのメンバーは、メンバー、プロデューサー、エージェント、クルーなど全員が熱心に参加してくれていることで、より安心してクリエイティヴな野心を追求することができると確信している。AILDの原動力は、今も健在だ。

Jordanは長い間AILDの曲をよく演奏してくれたし、特に初期のアルバムでは彼のドラムがこのジャンル全体を押し上げた。彼の貢献と、共に過ごした楽しい時間に、俺たちは永遠に感謝し続けるよ"
 


 

2018年にクラシック・ラインナップで再結成したAILDは近年メンバーが相次いで脱退しており、Jordanはバンドから離れた3人目のメンバーとなった。現在AILDはTim、Phil Sgrosso(Gt)に加え、サポートに前述のNick Pierceや、Ryan Neff(MISS MAY I)、Ken Susi(UNEARTH)を迎えた編成でツアーを行っている。