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2017.12.20 12:00 | アーティストニュース

妻の殺害を計画した容疑で服役していたAS I LAY DYINGのTim Lambesis(Vo)、仮出所後初の謝罪文を公開

妻の殺害を計画した容疑で服役していたAS I LAY DYINGのTim Lambesis(Vo)、仮出所後初の謝罪文を公開

別居中だった当時の妻の殺害を計画し、殺人教唆の罪で2013年5月に逮捕されたAS I LAY DYINGのTim Lambesis(Vo)。2014年よりカリフォルニア州の刑務所に服役し、2016年末に仮出所となった彼が、バンドの公式Facebookにて初の謝罪文を公開した。

 

僕が引き起こした損害についてどれだけ申し訳なく思っているか、言葉では到底説明ができない。僕がしたことは弁護の余地がないし、自分自身を振り返って、みんなと同じように軽蔑している。
 
まず元妻と素晴らしい子どもたちに、僕の最低な行動について謝罪する。僕が引き起こした被害を元に戻せたらと思わない日は1日だってないし、彼女たちの意志を尊重して、もうこれ以上彼女たちについて話すことはない(今も、これからも)。また、この文章を読んでいる人たちには、彼女たちのプライバシーを尊重し、僕に直接向けられるべき悪意や怒りから彼女たちを守ることで、治癒の手助けをしてほしい。罪を犯したのは僕ひとりで、すべての出来事の責任は僕にある。
 
僕の家族には、みんなが受け、まだ感じているであろう心の傷について謝罪する。これは僕のために尽くしてくれたたくさんの人々への現在進行形の文章なんだ。僕が隠したすべてのことに裏切られた友人たちと、かつて一緒に働いてきた人たちに引き起こしてしまった苦難に対して申し訳なく思っている。バンド・メイト、ロード・クルー、マネージャー、弁護士、エージェント、レーベルのみんな、その他多くの人々が僕の行動のせいで予期せぬ変化に苦しめられた。彼らが僕の逮捕の余波に立ち向かっている間、僕は、僕自身に直接向けるべきだった憎しみとともに多くの人々に応えてしまった。自分で生み出した反感を元に戻せないことは分かっているけど、時が経つとともに、いま僕ができる形で修復できればと思っている。
 
アーティストとして僕のことを尊敬してくれたみんなを、多くの点で失望させてしまった。僕は人前では自分のいい面だけを見せようとした一方で、閉じた扉の向こう側で醜く育つ怪物を飼っていたんだ。本当の自分というよりは、こうなりたいという人間の歌詞を書いていた。僕は共感の欠けた、すべてを自分本位のレンズで見た世界で生きていた。
 
多くのことが変わり、まだ学ぶことがあるなかで、この先の人生がどんなものか確かなことは言えない。音楽は今も、そしてこれからも僕の一部だし、僕の人生の中で最も暗い部分を乗り越える手助けをしてくれた。でも、この謝罪文はなにかを推し進めるためのものじゃない。噂は広まるものだし、それを受け入れることをまさに学んできた。けど、この謝罪文は僕のまわりのみんなへの謝罪、ただそれだけなんだ。
 
判決で後悔の念を表明して以来、僕は時が経つことが治癒を促進する最良の方法だと思い、ずっと沈黙を保ってきた。すべての刑期を終えたから(仮釈放/保護観察の完了も含めて)、今日が法廷での印象をよくするためではなく思いのままに謝罪できる初めての機会になった。はっきり言って、僕の間違いを正すには時間がいくらあっても足りない。2度目のチャンスがあるなんて思っていないし、誰かの信頼を得ようとも思っていない。多くの人々が僕に感じていることはもっともだし、僕の後悔と日々の祈りが将来の行動に伴うかどうかは時間だけが教えてくれるだろう。この5年の間で、僕の行動によって起きた波及効果はこの謝罪文が届くよりもさらに遠くへと広がってしまった。だから、僕はこれからも言葉と今後の行動で謝罪し続ける。
 
読んでくれてありがとう。
 
―― Tim Lambesis