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INTERVIEW

ZEBRAHEAD

2015.02.25UPDATE

2015年02月号掲載

ZEBRAHEAD

Member:Ben Osmundson(Ba)

Interviewer:山本 真由

-親交の深い日本のバンドはいるのですか?

MAN WITH A MISSIONのやつらとはとても仲が良くて、LAに来るといつも飲みに行ったり遊んだりするんだ。本当にクールなやつらだよ。いつかは何か一緒にやりたいと思っているんだ。俺たち全員やつらは才能があると思っているし、一緒にいるのも面白いんだ。だからいつかは何かやりたいね。

-それにしても、こちらはシマウマ頭、あちらはオオカミ頭なんですね。2種の動物がどうやって仲良くなったんでしょう?

(笑)まあ、一緒にいるだけでも楽しいやつらだからね。ビールを飲んでただ騒ぐだけでも(笑)。もう何度も一緒に飲んでいるけど、本当にクールだよ。確か出会いはSUMMER SONICで、そこで意気投合したんだ。やつらがこっちで時間があるときは一緒につるんでいるよ。ミュージシャン同士というだけでなく、個人的にも仲がいいんだ。一緒にいるときは、みんな合わせて"MAN WITH A ZEBRAHEAD"(シマウマ頭の男)だな、なんてジョークを言ってるよ(爆笑)。

-(爆笑)彼らが神と崇拝しているバンドはBAD RELIGIONですが、ZEBRAHEADにとっての神とは?

俺はFUGAZIを聴いて育ってきたから、個人としてはFUGAZIかな。でもバンド全体に関してだったら、みんなVAN HALENって言うと思う。まあ、他にも神はいっぱいいるんだけどさ(笑)。VAN HALENはなんと言ってもギタリストが世界最高だし、最高にブッ飛んだフロントマンのDavid Lee Rothがいるし......やっぱり"優勝"するのはVAN HALENだと思うな。

-ZEBRAHEADもVAN HALENも、高揚感を与えてくれるという意味で共通点がありますよね。あと、歌っている内容が何であれ晴れやかというか、聴いたあとにさわやかな感触を受けます。彼らから受け継いだ影響としてはそれがあるかも知れませんね。

そう言ってくれると嬉しいね! 俺は音楽っていうのは、嫌なことがあったときにその気分から逃避させてくれて、いい日に変えてくれるものだと思っているんだ。世界中にはびこっている様々な問題や、その日に起こった嫌なことを忘れさせてくれて、笑顔にしてくれるものだってね。音楽は最高の逃避手段なんだ。

-実際、ハッピーにしてもらっていますよ。ありがとうございます。

嬉しいなあ~。ありがとう(笑)!

-勿論、日本のファンで同じように思っている人はたくさんいると思います。また、日本を愛してくださっていることにもみんな感謝しているんですが、今まで、例えば前回来日されたときはKNOCK OUT MONKEYとコラボされましたよね。他に最近気になる日本のアーティストはいますか?

MAN WITH A MISSIONは、SUMMER SONICで見たとき、文字通り魂を吹き飛ばされたような気がしたよ。それ以来ずっと注目しているんだ。"すげえ!"と思ってね。あと、マキシマム ザ ホルモンも大好きだよ。彼らのコード・チェンジや攻撃的な音、メロディがとても気に入っている。MAN WITH A MISSIONとマキシマム ザ ホルモンはジーニアス(天才)だね。最高だよ!

-PUNKSPRINGでの来日が決定していますが、意気込みをお願いします。

もう、楽しみなんてもんじゃないよ! 真面目な話、一刻も早く行きたい。これは俺だけじゃなくてZEBRAHEAD全員意見が一致しているんだけど、日本での出来事は俺たちのキャリアの中でも毎回毎回がハイライトなんだ。人も、カルチャーも、観光も、何もかも。あ、ビールもね(笑)! とにかく日本のすべてが、メンバー全員大好きなんだよね。俺なんて、ZEBRAHEAD結成前から日本びいきなんだぜ。大学でも日本語のコースを取ったし、......でも、ワカリマセン(笑)。......今君からの電話を取ったときも本当は"モシモシ"って言うつもりだったのに、言葉が出なかったよ(笑)! というか、キミを混乱させたくないと思ってさ。こいつ日本語しゃべれるじゃないか、と思われても困るし(笑)。昔日本人のガールフレンドがいたから、彼女のお母さんにリスペクトを示すために日本語が話せればいいと思ったんだ。それで大学で日本語の授業を取って、そこから日本のカルチャーに夢中になった。ZEBRAHEADで初めて日本に行ったときは、日本のことをすでにいろいろ勉強したあとで、日本語を話したり、少し書いたりもできるようになっていたんだ。でも今は......悪い言葉しか憶えてない(爆笑)。