MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

ZEBRAHEAD

2010.01.12UPDATE

ZEBRAHEAD

Member:Ali(Vo) Greg(Gt)

Interviewer:川崎 たみ子

-ニュー・アルバム『Panty Raid』発売おめでとうございます。カヴァー曲だけのアルバムですが、周りの反応はいかがですか?

Ali(以下A):ありがとう!なかなか評判は良いよ。ライヴにもたくさんお客さんが入ってくれて凄く嬉しいよ。今回足を運んでくれた日本のファンのみんなにも感謝したいよ。

-前作のリリースからわずか1年ほどしか経っていませんが、今回のアルバムの制作にはいつから取り掛かって、どのくらいの時間がかかったのですか?

Greg(以下G):20分くらいかな(笑)

A:飛行機の移動時間内で、できるくらいかなり短間でできたよ(笑)今回GREEN DAYのサポート・ギタリストも務めるJason Whiteがプロデューサーでついてくれていて、彼の家でレコーディングをしたんだ。オリジナルの楽曲じゃなくカヴァーだから曲作りはしなくても良いじゃん?だからそんなに時間を掛けずにできたんだよ。

-カヴァー曲だけのアルバムにした理由・きっかけは何だったんですか?

A:しばらく前からこういうカヴァー・アルバムをやりたいねっていう意見はあったんだよ。だけどせっかくやるんだったら他の人がやっていないオリジナリティー溢れるものを作りたいと思ったんだ。そこでMatty(Vo&Gt)が、収録されている曲すべてが女性アーティストの作品のカヴァーだったら面白いんじゃないかっていうアイディアを出してきたんだ。さらにジャンルの幅も広げて、色々なアーティストをピックアップしようと思ったんだ。実際に俺たちもこの企画がうまくいくかは分からなかった、でもスタジオに入って録音したものを聴いてみたら良いじゃん!ってことになって(笑)

-このアルバム・タイトル『Panty Raid』の由来はなんだったんですか?

A:それはMattyが子供の頃に大好きだった映画・・・

G:(Aliが話すのを遮って)奴は今でも十分子供だけどな(笑)

A:そうだな(笑)Mattyが好きな映画にイケてない主人公が努力をして自分をバカにしてきた連中を見返すっていう青春映画があるんだ。その映画の中で男の子たちが女子寮にパンティーを盗みに入るっているシーンがあって、それを“Panty Raid”っていうんだ。今回は女性のアーティストのカヴァー・アルバムだからこのタイトルがピッタリだと思ったんだ。

-レコーディングでのおもしろいハプニングや記憶に残るエピソードがあったら教えてください。

A:今回のアルバムは初めてなんだけど、みんなあまり集まらずに作ったんだ。Gregにいたってはスタジオにも行かず自分の家でギターを録音して、それをメールで送るという方法をとったんだ。だからあまり面白いことは起こらなかったな(笑)1つエピソードを挙げるとするなら、Jasonのスタジオの近くにめちゃくちゃ美味しいブリトー屋があって、Jasonはそこの常連でフリーパスまでもっているんだ。だからスタジオに行くと、もれなくめちゃ美味しいブリトーがついて来るんだ。

-カヴァーをするにしても、様々なチョイスがあったと思いますが、なぜ女性シンガーだけの曲をカヴァーすることにしたのですか?やはり女の子が好きだからですか?(笑)また、幅広いジャンルの楽曲のカヴァーをされていますが、それはなぜですか?

A:それはMattyが女好きだから(笑)

-ファンのみんなもそうだと思いますが、Avril Lavigneの「Girlfriend」のカヴァーが大好きです。PVも拝見しましたが、本物さながらのクオリティーに驚きました(笑)ZEBRAHEADらしさが満載で、観ていてとても楽しかったです。これは誰がやろうと言い出したんですか?また、女装をされた気分はいかがでしたか?

A:女装はめちゃくちゃ違和感があったよ!どうやったら毎日女の子はあんなもの着れるのかって思ったね!

G:Avril Lavigneの「Girlfriend」とまったく同じロケーションで撮ったんだぜ!しかもあのスタジオは『KARATE KID』も撮影したことがあるところなんだ。Avril LavigneのPVとどっちが本物か分からなくなるくらいパーフェクトに撮れているだろう?

A:ブラジャーが一番違和感があったな。やっぱりパーフェクトを目指すならブラジャーは必須だろ?(笑)

-Avril Lavigneからクレームが入ったと聞いたのですが?

A:否定はしないよ。でも、まぁ良いんじゃないの?(笑)

G:他の奴に愚痴ったりするくらいなら、連絡先を知ってるんだから直接言って欲しかったな。