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INTERVIEW

ギルガメッシュ

2014.09.10UPDATE

2014年09月号掲載

ギルガメッシュ

メンバー:左迅 (Vo) Яyo (Dr)

インタビュアー:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

-今作について伺う前に少し振り返らせていただきたいのですが、前回のインタビューのあと、4月には今までにあまり経験していない対バン形式のMONSTER TOURを行い、5月からはヨーロッパ・ツアーを回られて、この期間はバンドにとっても新鮮だったと予想しますが実際いかがでしたか?

Яyo:やっぱり刺激になりますね。4月に行われたMONSTER TOUR は各地でゲストを迎えて行ったんですけど、ラウド系もヴィジュアル系も混ぜたりして、すごい刺激になりましたね。ワンマンだと得られないものをたくさん得られたツアーでした。海外はワンマンでしたけどね。

-海外は完全にワンマンだったんですね!?

Яyo:はい、完全にワンマンでした。

-海外は対バン形式が多いので、ワンマンって珍しいですよね。

左迅:そうですね。ヨーロッパでヴィジュアル系が流行ったときに最初に行ったので、その時からワンマンでやってます。何本かフェスにも出ましたが基本的にはワンマンでした。

-なるほど。ちなみに4月に行われたツアー"MONSTER"では、ラウド・シーンのバンドと多く共演していましたが、自分たちの流儀と違って驚いたことなどありましたか?

Яyo:ラウド系のイベントに出て驚いたのは――ケータリングがあるのは当たり前だと思ってたんですよ(笑)。文化の違いじゃないですけど、ずっと同じ中だけでやってると錯覚しちゃうなとは思いましたね。

左迅:そういう意味ではお互いのシーンの良い部分悪い部分が見えるんで、悪い部分は直して良い部分は吸収してという作業が多くて。あとはラウド系はみんなスキルがヤバいんで、バンドとしても危機感を覚えてすごく成長できた部分でもありました。そういうところは今回のミニ・アルバムにも表れてると思います。

-対バンすることで向上心が生まれたってことですね。ベスト・アルバム『LIVE BEST』のリリースもありましたが、過去の曲をフラットな目線で見て、再度ミックス作業を行うことで新作に活かされた部分はありましたか?

Яyo:う~ん、どうだろうな。まぁ毎回思うんですけど、ギルガメッシュの曲のストレートさ、分かりやすさは大事だなと。それは昔から今も変わってないことなんで、大事にしようって改めて思いましたね。

-ベスト・アルバムをリリースしたことで過去の曲に対して『MONSTER』からギルガメッシュを聴き始めたようなキッズのライヴでのリアクションに変化はありましたか?

Яyo:新しいお客さんにも届いてたとは思うんですけどね。変わってきたかな、昔とはノリが。

左迅:ノリが変わってきてますね。ただベスト・アルバムと『MONSTER』の曲をセットリストに入れてライヴすることによって、物足りなさも感じるようになりましたね。その物足りなさを埋めるためには、もっと激しい、もっと速い曲が必要だなと、そういう欲求が生まれて、その欲求を満たすために作ったのがこのミニ・アルバムだったんです。

-そして本題ですが、ニュー・ミニ・アルバム『gravitation』完成おめでとうございます。

Яyo:ありがとうございます。

-『gravitation』というタイトルは直訳すると"重力""引力"ですがこのタイトルの実際の意味を教えてください。

左迅:そのどっちも表現したかったんです。全5曲の楽曲たちの重低音だったり重苦しい雰囲気を"重力"って言葉で表現して、あと音楽でリスナーとかフロアを巻き込んでいく"引力"の2つを表現した言葉になってます。

-前作『MONSTER』はラウド、メタルコア・シーンとガッツリ絡む以前に制作されてますが、今作はそういったシーンのバンドとの絡みがより増えてからの制作ですよね。そういった環境の変化が作品に影響を与えてた部分はありますか?

左迅:プレイヤーとしてそれはすごくありましたね。やっぱりメタルコア・シーンでガチでやってるヤツらと対バンして、自分のシャウトがまだまだだなって感じて。今作ではそこは解消したくて、もっと攻撃力を上げたり、迫力を出したり、いろいろ挑戦できました。良い1歩を踏み出せた作品だと思いますね。

Яyo:ギルガメッシュの良さは残しつつ、とにかく吸収したかったんです。あとはドラム・プレイですかね。CRYSTAL LAKEのサポート・ドラムの田浦 楽君とかヤバいじゃないですか(笑)。ずっと観てて興奮して、自分でローディーやっちゃいましたからね(笑)。すごく勉強になりましたね。こういう要素はギルガメッシュに取り込みたいなと思っていろいろ研究しましたね。

-左迅さんがシャウト、スクリームに力を入れたかったとおっしゃってましたが、その意識はメンバーみんなで共有しての楽曲制作だったんですか?

Яyo:そうです。今まではシャウトをスパイス的な要素でしか使ってなかったんですけど、今回は主メロと同じぐらいの割合で使ってるんで、だから左迅には無理を言いました。"頑張って!"って(笑)。

左迅:(笑)

Яyo:こんな感じにしたいという音源を聴かせたりしましたね。でも左迅のシャウトの良さもあるから、それを活かしつつもこういう感じのテイストを加えてみたらどうなるかなと試行錯誤してもらって。