4月29日から1週間強、UKツアーを行ってきたBRING ME THE HORIZONとサポート・アクトに大抜擢されたCrossfaith――― 両バンドの親交が深まったツアー最終日の5月7日にロンドンのライヴハウス「KOKO」にて、両バンドの全メンバーが揃った現場で激ロック独占の対談インタビューが実現した。

－4月29日から1週間強、一緒にUKツアーを行ってきましたが、お互い仲良くなりましたか？一緒に遊ぶ時間はありましたか？

Kenta Koie（以下Koie）：うん。

Oliver Sykes（以下Oliver）：ちょっとね。

Koie：BRING ME THE HORIZON （以下BMTH）のツアー・バスに行って飲んだりしたよ。

Oliver Sykes：そうだね。Koieに噂のココポップス（ココくんのチョコクリスピー）とイエガーの組み合わせを見せてもらったよ（笑）。

一同：（笑）

－お互いのライヴを観ての率直な感想を教えてください。

Koie：毎晩ビックリさせられたよ。

Oliver：それは俺たちも同じだね 。

Koie：実は2009年にBMTHを日本で見たよ。Hirokiが誕生日プレゼントにチケットをくれて。そしてステージ・ダイブして、Oliverのマイクをジャックしたよ（笑）。

Oliver：Adam（FACT）が俺たちにデモをくれたでしょ？

Koie：そうそう！

－どの都市も軒並みソールド・アウトと聞いています。会場の熱気は凄いんじゃないですか？日本の両バンドのファンも知りたがっていると思うので、ツアーについて詳しく教えてください。今のところどのショウが1番でしたか？

BMTH ALL：Invernessかな！

Koie：Crossfaithのみんなは？

Hiroki Ikegawa（以下Hiroki）：俺？Invernessだよ！

Koie：俺はManchester！全部のショウが最高だけどね。

－じゃあどのショウが1番よくなると思いますか？

ALL：London！KOKO！

Kenta：ココ！

Oliver：ココポップス（笑）。

Koie & Hiroki：（爆笑）

－Crossfaithが活動を始めた頃にはすでにBRING ME THE HORIZON（以下BMTH）はアンダーグラウンドでカリスマ的な人気を誇っていましたね。BMTHは目標にしていたバンドの1つだと想像しますが、今こうやって一緒にツアーを回ってみて感慨深いのではないですか？

Koie：俺はBMTHの大ファンなんだ。「Chelsea Smile」を聴いたときから。2009年とかかな？2008年かな？その曲がきっかけでBMTHにハマッたんだ。彼らと一緒にツアーをできるのは本当に光栄だよ。素晴らしい経験だよ。

－BRING ME THE HORIZONが今までに共演した日本のバンドというと、フェス以外ですとマキシマム ザ ホルモンのみだと思いますが。

Oiver：彼らもスゴいよね。

Koie：どうだった？マキシマム ザ ホルモンは？

ALL：クレイジーだよ。

Oliver：あんなの初めて見たよ。

Matt Kean：彼らと酒ボムしたよ！

Koie：ウォー！酒ボム！大阪のロックロックには行った？

BMTH ALL：行った行った！

Oliver：質問なんだっけ（笑）？

－Crossfaithと出会ってみて日本のバンドのイメージは変化しましたか？

Oliver：日本に来てみると、似たような音に聴こえても全く違ったやり方でやっていたりするんだよ。それがCrossfaithが好きな理由の1つでもある。俺たちは重い音楽は最近はもうあまり聴かないんだけど、Crossfaithは一味違うからね。

－RAW POWER MANAGEMENT所属という点は2バンドの共通項ですね。RAW POWERは両バンドにとって心強い存在ですか？

Jordan Fish：この質問Craig（RAW POWERのCEO）が聞いたんじゃない（笑）。

ALL：（爆笑）

Oliver：とても良いよ。いつもきちんと世話してくれるんだ。