DISC REVIEW
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沖縄の石垣島出身の同級生4人によるプログレッシヴ・ラウド・バンドulma sound junction。ヴォーカルの手術による活動休止期間を乗り越えて、前作から約3年ぶりとなる新作が完成。めまぐるしく展開していく楽曲、独特の観点で書かれた独創的な歌詞、そしてこのサウンドでベース・ヴォーカルというスタイルなのには驚かされる。あまりジャンルを意識しないという言葉どおり、要所要所ハード・ロックからポスト・ロック、ファンクまで様々なジャンルの幅広い要素が感じられ、メロディの良さなど聴きやすいポイントも多いので、プログレッシヴ好き以外の人にも聴いてみてほしい。今作を引っさげてのツアーも予定しているそうなので、ライヴでの高い演奏クオリティも生で体感してほしい! 篠崎 祐介