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COLUMN

TeddyLoid presents DANCE × ROCK CHRONICLE Vol.4

TeddyLoid presents DANCE × ROCK CHRONICLE Vol.4

-u-yaさんはその理由があって使い始めたのですか?

u:そうですね。EDMとかトランス系の音楽で使いやすいものを調べていたらFL Studioが出てきたので、これでいいじゃんみたいな感じで。

T:今バージョンが12なんですよ。

u:僕は9から使い始めました。5年くらい前ですね。

T:早いですね。

u:FL Studioって、一回買っちゃえば永久無料アップデートなんですよ。それも良くて。でもその都度、インターフェイスだったり、急に画面がガラっと変わったり、それに慣れるのに少し時間はかかるんですけど。でももともとそういうのも好きだったんで、面白いです。

-もともとパソコンがお好きなんですね。プログラミングを始めたきっかけはなんだったのですか?

u:ポップ・パンクがすごく好きで、シンセが入ってるバンドが多かったんですけど、キーボードが弾ける人も周りにいないし、どうしようかなと思ってパソコンで始めました。まったく知識がなかったので、試行錯誤でやって、パットに簡単な単音を打ち込んでキーボードの代わりにしてライヴをやったりしていくうちに、どんどんマニアックになっていきました。それからEDMを盛り込んでいった感じですね。

T:FL Studioってすごくそういうことに長けているソフトなんですよね。

u:そうなんですよ。最初は全然使い方がわからなかったんですけど、視覚的にはわかりやすかったから選んだっていうのもあります。中学からギターを弾いていただけだったんでキーボードはまったくできないし。

-ギターとプログラミングとシャウトでu-yaさんは大変ですよね(笑)。

u:そうですね(笑)。慣れてるから自分では普通なんですけど、周りから見るとあいつ忙しそうだなみたいな(笑)。

-指揮者みたいですね。

u:ドラムに合図を送ったりもするので。

T:そうそう、u-yaさんのシャウト、今回結構使わせてもらいました。

u:そうですよね。使い方がすごくうまいと思いました。ブレイクするところで、本来入っていなかった部分のシャウトを使っていたりして、これめっちゃうまいなって。

T:本当にEDMの肝はブレイク部分にあるので、そこをちゃんとやらないと舐められるんですよ(笑)。すごくいいフレーズがシャウトの中にいっぱい入っていたので、選ぶのが楽しかった。

-シャウトの素材はTeddyLoidさん的には新鮮な素材でしたか?

T:そうですね。メインに限らずヴォーカル・パートが充実しているのは新鮮でした。

-シャウトは曲作りの過程において、一番最後に作るのですか?

u:そうですね。一番最後です。「BRAINWASH」だったら特に、サビの"Hey!Hey!"っていうメロがきて、間に盛り上がるところを作りたいねって感じで入れました。Bメロとか間奏の部分はずっとシャウトの音が激しくて。攻めるところはシャウトにしました。

-TeddyLoidさんはずっとリミックス制作をやってきて、最近だとももいろクローバーZのリミックス・アルバムやGACKTさんの楽曲リミックスなども手がけていますが、ポップ・フィールドの人のリミックスよりも、ラウドロックの方がある意味形にはまりやすいのかなと感じたのですが、それについてはいかがですか?

T:やっぱりラウドロックとEDMの相性って良くて。とにかくバンギンでアタマ振れるし。あと、僕の曲でもギターなどはハードな音が多いですし、もともとラウドロックにある激しい音の素材が使えるっていうのは大きいですから、たしかにリミックスしやすいというのはあります。

-もしサンエルとTeddyLoidさんで一緒にやれることがあるとしたら、どんなことがあると思いますか?

u:そうですね、普通にバンドに合わせてシンセを合わせてもらったりとか。僕らが今やっているスタイルが、パソコン同期でシンセを流している形なんですけど、メンバーの1人としてシンセを弾いてもらったりとか面白いと思います。

T:今回のリミックス・バージョンを演奏してみたいですね。

u:ドラムンベースとか生でできるので。トリガーとか使って。

T:面白そうですね。

u:ライヴではダブステップとかのパートは、スネアとかキックをパッドを使ってやっているんですけど、それをより深く追求してみたいですね。ワンマンとかでやったんですけど、ヴォーカルレスでDJだけ流して、ベースはあったりなかったりしてるんですが、ドラムをそれに合わせて叩いたりっていうのもやっていて。そこにTeddyLoidサウンドが乗ったら面白いかなと。即興でできるんですかね?

T:うん、その場でシンセの音色をどんどん変えたり。そのときはu-yaさんにはギターとシャウトに専念してもらって(笑)。ギターの音を生でエフェクト処理したりもできますね。

-ぜひ実現するところが見たいです! ありがとうございました。