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COLUMN

TONIGHT ALIVEジェナのロック女子推奨委員会 vol.4

TONIGHT ALIVEジェナのロック女子推奨委員会 vol.4

ハロー、激ロック読者のみんな!私は今シドニーの南のカンガルー・バレイってところにいるの。ここは裏庭にカンガルーが現れるオーストラリアでも数少ない場所なのよ!ここ数カ月はトゥナイト・アライヴにとって本当に激動の日々で、ずっとツアーを行っていたの。ファンに直接会えたり、異なった土地で新鮮な空気を吸える事は素晴らしいことだからすごく幸せな事なんだけどね。

日本でのライヴを終えてからは、毎日アメリカのワープド・ツアーでプレイをしていたのよ。小さい頃からずっと夢見てたツアーで憧れのバンド達と共演できることは本当に夢のようだったわ。まわりのバンドからはワープド・ツアーがどれだけ過酷かっていうのを散々聞かされていたんだけど、私たちにとっては楽しすぎてちっとも辛くなんかなかったのよ。アメリカでのライヴは去年の11月以来なんだけど、今年の初めにアメリカでアルバムをリリースした事もあって、ファンの反応がかなり良かったの!ファンの数もかなり増えていてすごく驚いたわ。ワープド・ツアーは過酷な環境の中で毎日ライヴを行い続けるっていう意味で、バンドにとっての真髄が試されるツアーだと思うし、ワープド・ツアーを通じてバンドとして成長もできるし、またそれとは逆にバンドが崩壊する可能性もあるものだと思うの。まぁさっきも言ったように私たちにとっては今までで一番楽しいツアーだったけどね。

ここ三年くらいずっとワゴン車でツアーを行っていたんだけど、ワープド・ツアーでは初めてバスでツアーを行ったの。正確には“バンド・ワゴン”っていう名前で、キャンピング・カーを更に豪華にした感じかな。移動車の中にプライベートな空間があるっていうのは初めての経験でテレビや電子レンジ、冷蔵庫なんかもあって、何よりもシャワーが完備されているのが驚きだったわ!去年までのアメリカ・ツアーではここまでの環境は全く整っていなくて、寝るときもワゴン車の後ろでギュウギュウになりながら寝るって感じたったの。これはこれで貴重で楽しい経験だったんだけど、長くツアーをする上ではプライベートな空間や様々な設備が整っていることは大事だと感じたわ!

思い返してみると、2ヶ月間のワープド・ツアーの中で様々な事があったわ。カナダのトロントでライヴを行った時は嵐に見舞われて、嵐の警報だったのがハリケーンの警報に変わった瞬間にイベント自体が中断しちゃったの。雨粒も見たことないくらい大きいものだったわ!来場していたキッズ達も全員安全な場所に避難させられていたんだけど、ギターのワックや他のメンバーは誰もいない会場にできた水たまりの中で全裸で遊んでいたりしたの(笑)。彼らの中ではこの経験がワープド・ツアーの中で一番楽しかったんだって。(笑)

7月4日の独立記念日の日は日本やオーストラリアでは何の意味もない日だけど、アメリカではどれだけ意味のある日かっていうのをものすごく実感したわ。アメリカ全体が盛大なお祭りムードに包まれていたんだけど、私たちにとってはワープド・ツアーからの久々のオフって事もあって、朝からホテルのプールでみんなでまったり過ごしたの。日が暮れてからは花火が上がり始めてもの凄く綺麗だったわ。それを見ながらアイスクリームを食べたり、ビールを飲んだり、ポーカーをしたりしてもの凄くリラックスできた日になったわ。

この2カ月は色々大変な事もあったけど、常にポジティブな思考で、未だかつてないバンドとしての貴重な経験を楽しむ事ができたと思うわ。私たちの未来は明るいし、今は毎日楽しくてしょうがないの!これからの私たちも楽しみにしていてね!

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