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INTERVIEW

唯丸®(TOKYO BLACK.)× 大桃子サンライズ(バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI)

2021.04.12UPDATE

2021年04月号掲載

唯丸®(TOKYO BLACK.)× 大桃子サンライズ(バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI)

TOKYO BLACK.:唯丸®
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI:大桃子サンライズ
インタビュアー:吉羽 さおり Photo by 新倉映見
取材場所:Music Bar ROCKAHOLIC-Shinjuku-


-これもまた出会いのひとつですしね。


もも:でも、アイドル活動だけでなく、社長さんとしてもいろんなことやられているんですね。

唯丸®:もうひとつ身体が欲しいくらいで。

もも:経営は自分で学んだんですか?

唯丸®:学んだことがないんです。もともと、アルバイトをするのが嫌で。

もも:私も苦手です......。

唯丸®:誰かにあれやって、これやってと言われるのが嫌で。好きなことをやりたいから、自分がやりたいくないことを"やって?"って言う立場になったというか(笑)。

もも:それで人や、結果がついてきているのであれば、正しいことをされていると思うし。すごいです。

唯丸®:以前、ちゃんもも◎さんのインタビュー記事で読んだんですけど、アイドルを辞めてもプロデュース業は続けたいと言っていて。僕もたぶんそっちだと思うんです。今やりたいことがたくさんあるんですけど、いろんな方と知り合うなかで、声優になりたいって思ったんですよね。10代の頃にバンドをやっていて、人気者になりたい! って思っていた熱量と同じくらい、声優になりたいっていうのがきちゃって。

もも:もう、自分でアニメも作っちゃったらいいんじゃないですか?

唯丸®:小説は書きたくて。今出版社とも話をしているんです。

もも:全部自分で作るのがいいんですよね。原作者が一番強いじゃないですか。声優さんの業界ってたぶんいろんな関係値とかができあがっていると思うから、それだったら自分でやったほうがいいですよね。なんか、やれそうだし(笑)。

-ちゃんもも◎さんは、自分でやりたいものがあったらまず口に出して進めていくタイプですか?

もも:そうですね、今私マッチングアプリをプロデュースしたくて。マッチングアプリを作っている会社の人を探しています。オタク同士しか出会えないマッチングアプリを作りたいんです。私ジャニオタなんですけど、もし自分に彼氏が必要だと思った場合を妄想したとき、付き合うなら絶対にジャニオタの男しか無理って思ってて(笑)。私の場合は彼氏いらないんですけど、そういう需要って絶対あると思うんですよね。

唯丸®:マッチングアプリってざっくりと"出会い"っていうものが多いじゃないですか。目的に特化するのってすごくいい発想ですよね。

もも:街コンでオタク限定とかはあるらしいんですけど。"オタク"って言ってもざっくりしすぎているから。普通のマッチングアプリでは収入とか書くと思うんですけど、収入よりも、年間いくらオタク活動に注ぎ込んでいるかを明記できるようにして。そこの理解度が合って、何々のオタクですって書けて、お互いに認め合える人を探してますみたいな、そういうのを作りたいんです。これを早くやりたいんですよ。

-先に誰かにやられちゃうのが一番悔しいですよね。

もも:めっちゃいいアイディアじゃないですか? 3年くらい前から言い続けているんですけど、なかなかそういう会社の人に出会わなくて。周りにいないですか?

唯丸®:いないですねぇ。

もも:どこに行ったらいるんだろう?

唯丸®:ラウンジとか行ったらいるんじゃないですかね。

もも:ラウンジには行かないんだよなぁ。

唯丸®:じゃあ、僕が行ってリサーチしてきますよ(笑)。

-唯丸®さんはそういうふうに自分で積極的に動いていく感じですか。

唯丸®:そうですね。これをすることによってこれが得られるとか考えるよりも、わかんないことはとりあえず1回やってみようというタイプで。

もも:それ、わかる。

唯丸®:そうやって動いて知り合えることも貴重な財産というか。

-そもそものところで、そうやっていろんな活動に興味がある唯丸®さんは、なんでメンズ・アイドルになろうって思ったんですか。

唯丸®:たまたまなんです。バンドをやめて、一度は、一部上場と言われる企業に就職したんです。24~25歳で月収50万くらいあって。

もも:その年齢で月収50万って本当に頑張った人しかいけないところじゃないですか。

唯丸®:でも、飽きたな、やっぱり音楽がやりたいなって思って。その当時友人がやってるアイドル・グループのライヴに誘われて観に行ったんです。僕はそれまでバンドをずっとやっていたから、アイドルの特典会というのをそこで初めて見て。しかもお客さんがほぼ100パーセントその特典会に残っているのを見て、これはすごいって思ったんですよね。で、ライヴ本数を聞いたら月20本くらいやっている。売上を聞いたら、さらにヤバいと。それでこのシーンってどんな感じなんだろうって探っていったら、K-POPみたいなグループか、ジャニーズのようなキラキラとしたようなグループしかいなくて。ヴィジュアル系のような激しめの音楽で、ちょっと病んだポエム的な歌詞で女性の心に刺さるようなグループはいなかったので、そういうスタンスでやろうって思ったんですよ。誰かの二番煎じがあまり好きじゃないんです。

もも:なかったところを開拓したんですね。

唯丸®:畑、耕してます。

-誰もやっていないからこそ、まず認知してもらうことが大変ですね。

唯丸®:超大変でしたね。

もも:ライヴ行ってみたい。私、好きなのがジャニーズとかだから、一緒にチェキ撮ったりできないんですよ。コンカフェで女の子とチェキを撮るとかはあるけど。普通に男の子と自分がチェキを撮るっていうのがないから。1度はそのような経験もしてみたいです。自分のファンの女の子でメンズ・アイドルのライヴに行っている子がいるんですけど、話を聞くと楽しそうーって思って。

唯丸®:来てくださいよ(笑)。あとはメンズ・アイドルで、自分たちで音楽まで手掛けている人があまりいないんですよね。曲は提供してもらってやるとか、あまり曲に思い入れがないとかもあると思うんですけど。僕らは全曲僕が作詞作曲しているんです。

もも:え、作曲もしてるんですか!? 

唯丸®:だってバンドマンはそうじゃないですか。自分で作ってますよね。

もも:じゃあ表現方法を変えただけで、好きな音楽をやりつつ、そこにビジネスを伴わせただけっていう感じなんですね。すごいなぁ。それをもっと世にアピールしていってほしいです。こういうアイドルもいるんだぞって。

唯丸®:そのためにもいろんな出会いや友達を増やしていって、知ってもらえたら嬉しいです。

TOKYO BLACK. LIVE INFORMATION

"AZfes Premium - BLACK×WHITE -"

4月29日(木・祝)渋谷TSUTAYA O-EAST
出演:モノクローン / TOKYO BLACK. / BLACK IRIS
一般 ¥3,000
チケットはこちら

"ワンマン・ライヴ"

12月9日(木)中野サンプラザ

バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
RELEASE INFORMATION

BEST ALBUM
『-バンもん!BEST- 極仲良的世界』
2021.05.19 ON SALE
bandjanaimon_best_album_shokai.jpg
【初回盤】(CD+エムカード+DVD)
NKYR-1001/¥5,500(税込)

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【通常盤】(CD)
NKYR-003/¥2,500(税込)

VENUE INFORMATION Music Bar ROCKAHOLIC-Shinjuku-

東京都新宿区歌舞伎町2-38-3 stella.k B1
TEL:03-6233-8469
営業時間:土日祝15:00~20:00(LO19:30)
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