INTERVIEW
TOKYO BLACK.
2021.01.13UPDATE
2021年01月号掲載
Member:唯丸® れおん はるひ 赤司 涼汰
Interviewer:山口 哲生
いろんな色を黒く塗りつぶしていきたい
-そして、3月23日に新木場STUDIO COASTにて1stワンマン・ライヴが決定していて、まずはここに向けてという形になると思うんですが、ライヴの雰囲気は変わりそうなところもあるんですか?
唯丸®:変えていきたいですけどね。4人のときはやっぱりもの足りなさがあったんで。(※涼汰に向かって)いい感じに転がっていったらいいなと思ってます。
涼汰:任せてください!
-メンバーのみなさんとしては、ライヴにどんな変化が起きていきそうな予感がしていますか?
はるひ:この前スタジオにちょろっと入ったときは、フォーメーションとか、引きで見たときの動きが、4人より5人のほうが単純にきれいに見えるし、圧もあるなと思いましたけどね。それに、メンバー各々の個性も強いんで、それぞれ見せ方が違うんですよ。曲調も変わるし、また違ったパフォーマンスができるんじゃないかなって。
赤司:単純に5人のほうが、バランスが良くなるし、お客さんも見やすくなると思うんですよ。役割もはっきりしてると、より入ってきやすいところもあるだろうし。あと、バンド・サウンドだと、オラついたパフォーマンスとか、そういった強い面が出てきてもいいと思うんですけど、極論を言うとクラシックとかジャズでオラついてても、ちょっと変じゃないですか。だから、曲にEDMが入ってくることでそこを出したいなって思っていて。
-EDMを取り入れたパフォーマンスってどんな感じになりそうです?
赤司:クラブっぽさや、ヒップホップっぽさをちょっと足すというか。僕らの振りってそこまで難しくないんですけど、そこにプラスアルファで、もうちょっと細かく音を取ってひと癖入れるとか。でも、そこが悪目立ちしちゃうと良くないんで、そうならない程度に入れられたらなとは思ってます。そこは全体でやるのか、個人でやるのかはまだわからないですけど。
れおん:あと、5人だと星が作れるからいいんじゃないですか? みんなで指出すと。
-あぁ、きれいにできますね(笑)。先ほど、ダンスと歌がうまいという噂があるってお話もありましたけど、涼汰さんにみなさんが期待している部分というと?
はるひ:(涼汰は)僕と同級生なんですよ。
れおん:あぁ、この3人(はるひ、涼汰、れおん)がね。
はるひ:違う違う違う違う。このくだりっていつまでやるの?
れおん:一生やる。インタビューのときに話が出たら絶対に。
はるひ:(笑)僕からすると、みんなはお兄さん方みたいな感じなんですよ。でも、同年代が同じグループにいると......。
れおん:お兄ちゃんたちの悪口が言える?
涼汰:ふたりでご飯に行くときに(笑)?
はるひ:それが理由でご飯行くのヤバいでしょ(笑)。でも、そういう若いパワーじゃないけど、勢いの良さとかここふたり(はるひ、涼汰)の絡みだからこそ生まれるもので、TOKYO BLACK.にいい風を吹かせられたらと考えてます。まだご飯に行ったことないけど、そう思ってます。
一同:(笑)
はるひ:でも、細かい連絡はよく取ってるよね?
涼汰:うん。最近一番連絡するのは、はるひかもしれない。
唯丸®:(※涼汰の肩を揺すって)なんでだよ!
れおん:内緒の話か!?
涼汰:いや、だってまだ(自分だけ)グループLINE違うから(笑)。
はるひ:だから、"今日はこれがあります"とか"明日はこれだよ"っていう。
涼汰:そういう業務連絡をこと細かく送ってくれるんですよ。
はるひ:なんか"業務連絡"って言うとすごく冷たく感じる(笑)。
赤司:でも、(涼汰は)自分の見せ方をわかっている人だと思うんで。そこがわからずにステージに立っている人って結構多いと思うんですけど、自分を出していってもらえればなと思います。
-唯丸®さんが涼汰さんに期待している部分というと? そこはイコール、涼汰さんに声を掛けた理由みたいなところでもあると思うんですけど。
涼汰:聞かせてください!
唯丸®:えー......。
涼汰:言っちゃってくださいよ。
唯丸®:マジでそこは直感ですよ。いなくないすか? この子よりいい人いないですよ。今グループで活動している人以外で、この子よりいい人いない。
涼汰:おぉ......。
れおん:ニヤニヤすんな(笑)。
涼汰:いや、これは嬉しい。
唯丸®:2020年一番大きい買い物だったかも。まぁ、タダ同然で拾って、どれぐらい稼いでくれるのか楽しみですね!
一同:(笑)
-2020年は全世界的に活動が止まってしまっていた時期でしたが、2021年はTOKYO BLACK.としてどういう活動をしていきたいですか?
唯丸®:(※真面目な雰囲気を出しながら)やっぱり、結成して最初の1年は大切だと思うんで、この1年でどこまで駆けあがれるのか──
一同:急にテンプレ(笑)。
はるひ:さっきまで"直感ですねー"とか言ってたのに(笑)。
唯丸®:まぁ、毎月飽きさせないようにしたいですよね。毎月何かトピックがあるっていう。そこは初心に戻ってやっていくのが一番いいのかなと思います。1stワンマン・ライヴも新木場STUDIO COASTなんで。
-それもすごいことですからね。ということは、3月以降も、いろいろと考えていることがあると。
唯丸®:そうですね。
-れおんさんは、2021年はどう活動していきたいですか? 2020年は歯がゆい思いをすることも多かったと思うんですけど。
れおん:そうですね。2020年はコロナのことでいろいろ頭回っていたので。
-たしかにライヴ特化型のみなさんからすると、この1年は本当に地獄というか。
れおん:地獄でした。(フロアから)声が返ってこないと1曲目で心が折れます。
唯丸®:たしかに。
れおん:逆に、無観客だと割り切れるんですよ。"これは収録だ"と思えばできるんですけど、お客さんがいるのに1曲目から声を出せないっていう状況になると、やっぱりつらいですね。でも、2021年は、ライヴ・シーンのみんなそうだと思うんですけど、ちゃんと心からライヴを楽しめる環境作りをしつつ、TOKYO BLACK.のライヴを120パーセントでやって、シーンを作っていきたいと思います。
赤司:2020年で足踏みしたぶん、溜め込んだものを出せればなと思いますね。リーダーがさっき言っていたトピックを作ってくれているので、僕は自分の力を出して、そこについていけるように、応えられるようにしていきたいです。
はるひ:2020年の1月に出したミニ・アルバム『アンチテエゼ』の、リリース・イベントをしているときは、今駆け上がっているなっていう感覚を持ちながら活動をしていて。だけど、コロナの影響もあってそのあとにそういう感覚を持てなかったから、もう一度ここから駆け上がりたいです。あっくん(赤司)も言ってたけど、僕も期待に応えたいのは一緒で。個人的には貫禄を出したいなと思ってます。
れおん:(※ボディビルダー的なポーズをとる)
はるひ:いや、身体をデカくするとかじゃなくて(笑)、歌とかステージングとかで、自分を確立していきたいです。"顔ラン担当"みたいな感じで今までやっていたんですよ。歌詞でも自己紹介みたいな感じで"顔ランナンバー1"って言ってるんです。
-"顔ラン"っていうのは?
れおん:顔のランクみたいな?
唯丸®:入り口みたいな感じですね。メンズ・アイドルのファンってそこまで音楽に詳しくないから、顔で推すんですよ。
はるひ:でも、顔の好みって人それぞれじゃないですか。だから、"顔ランナンバー1"ってなんなんだろうと考えてたんですよ。別にかっこいい人って世の中にいっぱいいるし、ただ若くて顔がきれいでステージに立ってまーすみたいな人もいっぱいいるけど、確固たるものを確立していかないと、さらに上に行くには通用しないと思うので。だから、ひとりの演者としてもっと雰囲気を出していきたいし、そこで結果を出していきたいです。
-涼汰さんはいかがでしょう。ここからTOKYO BLACK.として、2021年はどう活動していきたいですか?
涼汰:2020年はやりきれなくて悔しいこともあったし、やり残したことが結構あったんですけど......僕アニメを結構観るんですよ。最近は部活のアニメを観てるんですけど。
唯丸®:"ハイキュー!!"?
涼汰:そうです! めっちゃ観てて。
唯丸®:俺も観てる! 今何期?
涼汰:僕は全部見ました。
唯丸®:俺まだ3期......。
涼汰:(笑)で、みんな結構後悔するんですよね。あのときもっとこうしておけばよかった、そうすれば勝てたのかなって。でも、そういう瞬間が今後出てくるかもしれないんですよね。もっとやっておけば結果も違って、後悔しなかったのかなとか。だから、2021年が終わるときに、やり残したことはないって胸を張って言えるように、必死にもがいて、考えて、動いて、次の年に繋げる1年にしたいなと。その年が今までの人生の中で一番良かったって、毎年思えるようにしていきたいです。
-2021年だけでなく。
涼汰:そうですね。どんな状態になってもおごることなく、甘えず、真摯にひたむきに、勤勉に頑張りたいなと思います。
-勤勉という言葉が出てくるとは。涼汰さんって結構真面目な方なんですか?
赤司:いや、真面目ってことはないと思いますよ(笑)。
唯丸®:(僕は)真面目です!
一同:(笑)
唯丸®:好きなことには一直線なんで。
LIVE INFORMATION
"TOKYO BLACK. 0th ONEMAN LIVE 新東京『黒』- NEO TOKYO BLACK. -"
1月16日(土)渋谷TSUTAYA O-EAST
Sチケット ¥10,000(+1D) / Aチケット ¥2,000(+1D)
男性チケット ¥0(+1D) / 当日券 ¥2,000
詳細はこちら
"新木場STUDIO COAST 1st ONEMAN LIVE"
3月23日(火)新木場USEN STUDIO COAST
LIVEチケット情報など詳細はこちら
EVENT INFORMATION
"東京『黒』FES vol.1 - YMBD -"
2月10日(水)新木場USEN STUDIO COAST
Sチケット ¥10,000(+1D) / Aチケット ¥3,000(+1D)
男性チケット ¥1,000(+1D) / 当日券 ¥4,000
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