MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

locofrank

2018.09.11UPDATE

2018年09月号掲載

locofrank

メンバー:木下 正行(Vo/Ba) 森 勇介(Gt/Vo) Tatsuya(Dr/Cho)

インタビュアー:荒金 良介

-(笑)話は前後しますけど、前作『WAY』(2017年リリースの4thミニ・アルバム)収録曲のMV「intertwining」で"ロコダンス"を披露したじゃないですか。あれにもビックリしましたよ!

Tatsuya:仲間内のバンドからは賛否両論でしたよ。"面白いやん!"と言う人と、"ついに頭がおかしくなった!"って言う人と。

森:それTOSHI-LOW(BRAHMAN/Vo)さんやろ(笑)。

-locofrankがやるのは逆にパンクだなと思いました(笑)。

木下:中途半端にやってたら危なかったですね(笑)。

Tatsuya:あのMVで友達や先輩バンドが出てくれたから、それで初めてlocofrankを観たという人もいましたからね。これまで届かなかった人に届いたのは嬉しかったです。だから、「START」(2003年リリースの1stミニ・アルバム『Starting AGE』収録曲)は知らないけど、「intertwining」は知ってる人もいるんですよ。ただ、あれをやろうと決めるまでに5、6回ミーティングしましたけどね(笑)。

木下:最初にTatsuyaが歌って踊れる曲がいいと言い出して......まさか自分たちが踊るとは思わなくて。自分たちのスタンスが固まったからできたことですね。で、いざやったら、こいつ(Tatsuya)は全然(ダンスを)覚えてなくて。"なんやねん!"っていう(笑)。

Tatsuya:死ぬほど練習したのに、体が言うことを聞かなくて。

-はははは(笑)。今作を聴かせてもらい、また曲調に新しい風が吹いてるし、20年を経た味わい深さも同時に感じました。全13曲が出揃って、今回はどんな印象を持ちました?

Tatsuya:めっちゃ噛み応えあるスルメなアルバムやなって思いました。一発流れただけでは全体的な良さは伝わりにくいのかもしれない。2、3回聴いて、"あの曲もう一度聴きたい!"って思うのかなと。

木下:俺らはそういう作品が多いっすね(笑)。

森:今作を作り終えたあとに旧譜ツアーを回って、さらにそう感じました。昔の曲の方がメロディがキャッチーでポップなものが多いし、自分たちの好みも変わりますからね。今はこっちの作品の方が好きなんだと思います。

-年相応のメロディックがあると。

森:あるんでしょうね。メロディも正行が作ってきたものに対して、シンプルというか、スルメ系に寄ってしまう。作ってるときは何度も同じ曲を聴くので、飽きるメロディはダメだと思うんですよ。たぶん、その時点でスルメなんですよね(笑)。

木下:「Hate to lose」は何も考えずに作ったんですよ。パッと浮かんだものをやったから、昔の初期衝動までいかないまでも、そういうニュアンスが出てるかなと思います。

-「Hate to lose」は引きずるようなグルーヴィなリフもかっこ良くて。

森:久々にパワー・コードでゴリゴリ弾いてますからね。ああいうリフは僕は作れないので、あれは正行のアイディアです。今回は20周年を意識しすぎちゃって、ギターもいろんな表情が出せたらいいなと思っていたけど、結構それが難しかった(笑)。でも聴き終えたら、いろんな表情が出てるなと感じたので良かったです。

-冒頭曲「THE LIGHT」のイントロのギターから演歌というか、浪花節みたいに渋い音色ですよね?

Tatsuya:はははは(笑)。

森:どシンプルですからね。誰でも弾けるレベルのギターです。

-ヴォーカルもどこか哀愁が漂ってますね。

森:今回、歌はめっちゃ苦労したもんな?

木下:ムズかった。何回も歌い直したので大変でした。この曲で始まったらいいなぁと思って。

Tatsuya:曲が出揃ったときに「THE LIGHT」が1曲目になるやろうなと。俺は「Trigger for sorrow」が1曲目でもありかなと思ったけど。

-今作の中で「Trigger for sorrow」は一番好きな曲ですね。

森:あれ、めっちゃ古い曲なんですよ。『The First Chapter』(2006年リリースの2ndフル・アルバム)のデモに入っていた曲ですね。

Tatsuya:2006年に作って、完全に捨ててた曲なんですよ。当時は表現し切れなかったけど、曲自体は好きやったから、なんとかできへんかなって。とりあえず編曲して、今ならありかなということで収録しました。