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INTERVIEW

Aldious

2017.05.10UPDATE

2017年05月号掲載

Aldious

メンバー:Re:NO(Vo) Yoshi(Gt) トキ(Gt)

インタビュアー:米沢 彰

-でも、この歌詞はかなりエグってくるなぁと思ったのですが。ゆがんだ感情が塗り込められたような、重さを感じました。

Re:NO:この曲の世界観が一番大事で、それに見合った歌詞を書こうって思って。普段はリアルなところで歌詞を書いてて、妄想とかあんまりしないんですけど、この曲に関しては、ちょっと別世界に行ってみたというか、意識して、斜め上から自分を見てみたっていうような不思議な感覚で、歌詞をぶわーって書いてましたね。で、気づいたらパッとできあがってた、みたいな。

-パッとできたと言うには、あまりに重い歌詞ですよね。

Re:NO:"あなたに気づいて欲しい、私の愛の重さ"(笑)。

一同:(笑)

-そして、入りが英語というのも特徴的ですよね。

Re:NO:あ、この英語に関しては、まず日本語で歌詞を出して、"このことを頭で伝えたい!"っていうのをMarinaに渡して、英語の細かい響きだったりとか朝方までふたりでやりとりして。あとは、Marinaも細かすぎてわかんないニュアンスの部分とかは、お父さんのTerryさんに聞いてもらって(笑)。なので、ネイティヴな英語表現が入ってます。こんなに英語が入ってるのは初めてなので、発音が難しかったですね。

-そのへんの英語表現もちょっと洋楽志向だなって思ったんです。そして、前シングル『Female Warrior / ノスタルジック / fragile』からは「ノスタルジック」(Track.8)、「fragile」(Track.12)のみが収録されましたが、例えば「Utopia」(Track.1)のように、「Female Warrior」的なAldiousらしい直球アプローチはどんどん生まれてくるからといった理由なのかなと思っていましたが、実際のところはいかがですか?

Yoshi:「Female Warrior」も最初は候補のひとつで、どの曲を入れるかは決まってなかったんですけど、最終的にはアルバム全体のバランスを見てそうなったって感じですね。あとは、シングルの曲を全部入れてしまうのもと思ったので。

-なるほど。それで、「Utopia」をアルバムの冒頭に持ってくるあたりがAldiousらしいなと思いました。ライヴでの盛り上がりも目に見えるような曲ですよね。この曲はどなたが?

Re:NO:はい、私です。イメージを伝えて、そこに楽器を乗せてっていただいて、最後にメロを乗せて、歌詞を乗せてっていう感じで作っていった曲です。

-"Aldious=ライヴ・バンド"っていうイメージが個人的にはあるんですけど、今作は曲順も含めてそのイメージどおりな感じかなって。

トキ:今回の曲の中では一番、「Utopia」がど頭に来たら"キター!"って感じがするなっていうのは、私の中でもあって。レコーディングの段階で、"この曲、絶対1曲目やろな"って思ってました(笑)。

Re:NO:すごく激しいメタル曲だけど、メロディとか歌はキャッチーで、その融合というか、そういう曲が作りたくて。たしかに1曲目らしい、幕がドーンと上がるようなイメージになりましたね。

-そのイメージ、すごくわかります。

Re:NO:曲調がメタル、でもメロディはポップというか明るいので、歌詞はどっちに寄せた方がいいんだろうっていうのは迷いました。でも、これは思ったまま、素直な気持ちを書こうって決めて、今の歌詞になりました。

-かなり前向きな内容ですよね。

Re:NO:そうですね。

-「Utopia」はMVも公開されていますね。演奏シーンだけのMVを撮るのは結構しんどいってよく聞くんですが、実際はどうでした?

Re:NO:今まで撮ったMVの中でも最短の撮影時間だったんですよ。だから体力的には全然大丈夫だったんですけど、なにせヴォーカルって何も持ってないじゃないですか。だから、演奏シーンだけだと手持ち無沙汰になってしまうんです(笑)。なので、動きのバラエティをもっと増やさなきゃって思いましたね。これまでのMVではいつも、間に歩いてるシーンだったり、立ってるシーンだったり、演奏以外のシーンも入るのでいいんですけど、全部歌って全部動いてってなると......。

-それはかなり違いますよね。

Re:NO:そうですね。

-逆に、手持ち無沙汰ではない方々はどうでした(笑)?

Yoshi:今回は短かったので、1回1回の撮影に全部力を集中できたかなって。

Re:NO:ヘドバンも、最後のシーン2回で。いつもだったら、イントロから頭振って、Aメロ歌ってって感じで、頭ボサボサになりながら、間でメイクさんに入ってもらってたんですけど、今回は歌うところを先に撮って、"ラスト、ヘドバン・カット行きまーす!"って、本気でみんなでブワーーーッ! って頭振ったんで、あれが撮れたんです。

-そういう順番だったんですね。

トキ:最後に乱れて終わるっていう(笑)。

-それは、気持ち的にもやりやすいですよね。それでも、何回も同じパートをやったりするのが続くと、結構疲れるんじゃないかなとか思いますが。

トキ:実際よりアクションを大きく見せなきゃいけないわけじゃないですか。「Utopia」って一番刻む曲なんですよ。だから刻みすぎて指切れちゃって(笑)。で、アロンアルフアで止めて。

-アロンアルフア!?

Re:NO:アロンアルフア待ちしてたよね(笑)。 トキ:"すみません、アロンアルフア乾くまでちょっと待ってください!"みたいな(笑)。で、私って結構、ジャーンって弾いたときに手でアクションしたりとかするんですけど、「Utopia」は忙しすぎて、それもする暇がなかったんで、できるだけ表情とか髪の動きとかスカートの動きとかを出せるようにって意識して。あの1日でめっちゃ痩せたと思います(笑)。

一同:(笑)

-それにしても、アロンアルフアで傷口を止めるって、ボクシングの世界みたいですね。

トキ:もう痛すぎて押さえられなくなっちゃって。