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INTERVIEW

Aldious

2018.11.23UPDATE

2018年12月号掲載

Aldious

メンバー:Re:NO(Vo) Yoshi(Gt) トキ(Gt) サワ(Ba) Marina(Dr)

インタビュアー:米沢 彰

国内最強ガールズ・メタル・バンドの地位を築いたAldiousが、1年ぶりとなるミニ・アルバム『ALL BROSE』をリリース。メンバーそれぞれが作曲を手掛ける現体制下では、ただ曲を量産するだけなら難なくこなせてしまうだろう。だがしかし、今作は4曲からなるミニ・アルバム。その成り立ちから曲ごとの意図、さらには今後の話など、勢い十分の5人に余すことなく訊いた。

-2017年11月29日リリースの『We Are』から約1年ぶりのリリースとなるミニ・アルバム『ALL BROSE』のリリース、おめでとうございます。

一同:ありがとうございます。

-シングルなども踏まえると、前作、前前作(2017年5月リリースの6thアルバム『Unlimited Diffusion』)がそれぞれ約半年ぐらいのスパンでリリースされていましたので、今作は少しリリースの期間が空きましたが、実感はありますか?

Yoshi:空いている感じはあるんですけど、間にツアー[Aldious Tour 2018 "We Are"]が入っていたので休んでいた感覚はまったくないですね。ツアーを回りながら曲を作っていて、音楽的にも充実していたので、今思い返してみると"そんなに空いたんだ"って感じはします。

Re:NO:本当はミニ・アルバムを出す前にツアー中にシングルを出す予定で、シングルに向けた制作をだいぶ前からしてたんです。制作期間がずーっとありながらのツアーだったんですけど、最終的にシングルではなくミニ・アルバムでのリリースになりました。

Yoshi:今までは何か作品が出て、そのリリース・ツアーという形が多かったんですけど、今回のツアーではそういうことにとらわれず、懐かしい曲やいろんな曲調の曲を自由にできましたね。

-リリース・ツアーってどうしても大なり小なり作品にとらわれてしまいますよね。

Re:NO:そうですね。アルバムを聴いて来てくれる人も多いので、リリース作品が中心のセットリストにはなります。でも今回は懐かしい曲をやったり、ライヴ・アレンジでやったりとかができたので、私的には良かったのかなと思いますね。

-今回のツアーでは過去作も含めて好きに選べたということですか?

Re:NO:お客さんの身になってセットリストを考えました。最新作の曲だけをやられても嬉しいんですけど、やっぱり過去に自分が好きになった当時の曲をやってくれるとすごく嬉しいですし。

-自由度が高いと悩む部分も多いんじゃないですか?

Re:NO:多かったですね。地域が近くてお客さんが被りそうな公演では曲を入れ替えたりもしました。

-セットリストについて意見が割れることはなかったですか?

Yoshi:なかったですね。セットリストの流れは歌詞の内容も踏まえて作っていくので、限られてはくるんですよ。ポジティヴな曲だからこういう流れでいこう、みたいになるので。だから、"あれもこれも入れたい"とはならなかったです。

Re:NO:お客さんが拳を段階的に上げるようにしたりとか、ヘドバンも"ヘドバン・ゾーン"って私たちは言ってるんですけど、ヘドバン曲でまとめたりとか、そっちの方がお客さんも"おっしゃ!"みたいな感じでこれるのかなって。聴かせるところ、ノってもらうところ、ヘドバンするところ、みたいな構成でセットリストを作っています。

-シングルで進めていたものを、4曲入りにしようって決めたタイミングはいつごろだったのでしょうか?

Yoshi:7月にメンバー5人で選曲会をしたんですけど、"誰々の作ってきた曲もいいよね"みたいに、いい意味で決まらないというような感じだったんです。ある程度は決めつつ最終的なジャッジは事務所でしていただいて、4曲入りになった感じですね。

-最初から4枠で決めたというよりも、数がある中から最終的に4つになったというわけですね。

Yoshi:前回の『We Are』は何曲か入れようと思っていたらどんどん増えていって、ミニ・アルバムなのに9曲入ったという形だったんです。今回も"今こういう曲が必要だな"って思う曲を入れて音源としてできあがった感じですね。

-期間が空いてのミニ・アルバムで、前回『We Are』が9曲入りだったのもあって4曲入りで驚いたというのはありました。

Yoshi:曲もかなり増えてきたので、ライヴでどの曲をやるかすごい迷うんですよ。曲を全員が書くのもあって、盛り上がるタイプの曲が多すぎるんです。だから、もっと厳選した方がいいのかなって思いましたね。

-今作でも小林信一さんと制作に臨まれたのですね?

Yoshi:今回もレコーディングの際には小林信一さんに入っていただいていますが、『We Are』のときほどは入っていただいてないので、今回は共作という形にしています。ほぼ自分たちのアレンジのみで仕上がっている曲もあって、「Monster」もワン・コーラスだけデモで作って、小林さんにフル・コーラスでつけ足していただいたんですけど、アレンジに関してはほぼ私が作ったままになっていますね。

-以前より引き続き一緒にやっているのは、小林信一さんと波長が合うというか、やり易い面が大きいのでしょうか?

Yoshi:一歩引いて私たちの意見を聞いていただける方なんです。癒される感じというか......裸ネクタイなんですけど。

-(笑)

トキ:自分たちのやりたいことを汲み取ってくれて、それを"もっとこうしたらこういうふうになるよ"っていうのを出していただけるので、そういう面ではすごく勉強になりますね。

-それはギターに限らずって感じですか?

Re:NO:小林さんはストイックだけどストイックさを見せない、癒しオーラのある方なので、ヴォーカルで言うとすごく歌いやすい環境を作ってくださる方ですね。ずっとお世話になっているので、信頼関係というか"小林さんなら大丈夫"っていう安心感はあります。

-ベースについてはいかがですか?

サワ:ベースに関しては、わりとその場でフレーズを決めているんですけど、"こういうフレーズ入れたいんです"って言ったら"それいいね、でもこうしたらもっと良くなるんじゃない?"みたいに、一緒に考えて優しく指導していただいてます。

-ドラムはどうですか?

Marina:ドラムはレコーディングが最初なので、やっぱり気持ちが張ってしまうこともあるんです。だけど、ほかのメンバーが言ったとおり癒しのある方なので、気持ちを和らげてくださって、本来の自分のプレイを引き出してくれる感じはありますね。小林さんはギタリストですけど、ドラムの私にも"いいね"って言ってくださって、気持ち良くプレイさせてくれる方だなと思います。

-"今どきの監督"って感じですね。

Yoshi:そうですね。ギターについてもわかりやすく"なるほど"って納得のできる教え方をしていただけるのでAldiousに合っているのかなと。あと結構女性らしい部分があって、かわいいものが好きだったりとか、甘いものが好きだったりとかするんです。

一同:(笑)

Yoshi:演奏のときは真面目なんですけど、リラックスしてやらせてもらっているなって感謝してます。